夫が趣味でじゅうしまつを飼っている。 しかし私は鳥はそれほど好きではないのでノータッチである・・・はずだった。
今朝犬の世話をしながら何気にみたら鳥たちが金網に張り付いてこっちを見ている。見ると餌箱が空だ。 夫は出勤した後だし、しょうがないので餌を入れてやる。ついでに冷蔵庫にあった小松菜も放り込む。鳥たちはバタバタと一斉に集まってくる。
だいだい、小鳥は小さいんだからまめに世話するのがほんとなのに、暑い日には水がすっかりないことだってある。もちろん、しょうがないので水を入れてやる。
ひな鳥が産まれる時期にはかならず巣から落っこちてしまうやつもいる。そのままだと死んでしまうから巣に戻してやらねばならない。 はっきり言って、羽もはえていないひな鳥はカエル、いや、とり肉そのままだ。初めてつまむのにどんだけ勇気がいったことか。ひな鳥は首の下あたりに餌の入ったのが透けて見えひどく弱々しい。
どの巣のひな鳥かなんてわからないから適当に子育て中の巣に入れるけど、十姉妹というのは結構仲良しで面倒見もいい鳥なのでよその子だってちゃんと育ててくれるのだ。 たまたま違った巣で育ったのが縁で、毛色の違うその家の子と結婚したひなもいたし(笑)。 夫婦で協力して子育てするばかりでなく、兄弟から近所の鳥たちまで協力する姿には感心する。少し十姉妹を見習わねば。
「今度はもう絶対やってあげないからね!」と夫に言いながらも見て見ぬ振りが出来ないのが困ったことだ。
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