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9月3日 あぷ子の小学校転入の日だった朝、 あなたはこの家から出張に出ましたね。 出来ることなら、あの日に戻って仕事に行かないよう 閉じ込めておけばよかった。 無理にでも、あぷ子の始業式に一緒についてきてって 我がまま言えばよかった。 あの時どうして引き止めなかったんだろう。 悔やんでも悔やんでも時間もあなたも戻らない。 あなたの車のカギをどこかに隠してしまえばよかったのに。 私の馬鹿。馬鹿。馬鹿。 どんなに自分を責めても、悔やんでも あなたはもうこの世にいないんだよね。。。
前まで、仕事中に会社の子達の会話の中に あなたは何度も登場してました。 でも今は彼氏はね、って言わなくなりました。 言っても過去形になってしまうのが悔しいから。 いっぱい自慢してたんだよ 惚気るなって言われても、話してたんだ。 だって、自慢の彼氏さんだったから。 私はあなたの大きな心に包まれてた。 いつでも私の話に耳を傾けてうなずいてくれてたよね。 愛の湖の上をプカプカと浮ばせてくれて、 ただただそれが心地よかったんだから。。。
あなたとこれから先の人生を歩むことは出来なくなってしまったけど あなたと出逢えた事が私の宝物です。 悔やまず、胸を張って歩けるようになると信じて これから頑張ります。 頼りない私だけど、天国から見守ってください。 私はここからあなたが天国で幸せになることを祈ってます。 愛しています。心から愛しています。
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