昨日、今日と会社の後輩の旦那さんのお葬儀行ってきました。 本当にかける言葉もありませんでした。 2年ちょっと前に、結婚式で2人で並んで参列者を見送ったばかりなのに 1人でお葬式の参列者を見送った彼女。 25才の若さで喪主を立派に務めあげた彼女。 ご焼香の時に、お義母さんにそっと「大丈夫?」と声をかけてた彼女。 最後に家族と親族が献花をして、 私達も献花をさせてもらう時、お義母さんが泣き崩れて それでも泣きながらも彼女は旦那さんを見つめてた。
人は生まれた時に定められた宿命の元、 喜びや悲しみや出会いや別れを繰り返す。 その中で最愛の人に巡り逢い、また新しい命を育んでいく。
あまりにも早い別れであったとしても、 出逢い、愛し合えた時間は何物にも代えられない。 彼女がその思い出をこれから歩いて行く強さに変えていけるよう 私はそっと見守っていきたい。 人間は弱くもあり、強くもあるから。 当分は、歩きなれた街並みも、そこを歩く人を見ても 涙に明け暮れることでしょう。 どんな曲を聴いても涙してしまうことでしょう。 彼と一緒に行った所に行くだけで胸が詰り涙が溢れてしまうでしょう。 どうか彼女がそんな悲しみに打ちひしがれてしまっても これからの人生を強く生きて行けますように。 顔を上げて、ゆっくりでいいからまた歩いて欲しい。 ただただそう願うばかりです。
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