ＣＡＤスクールが現在大変人気です。ただ意外と「ＣＡＤって何？」という人が多いのもまた事実です。ここではＣＡＤとは何ということから、ＣＡＤスクールの現状などを解説していきたいと思います。

ＣＡＤとは【Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ａｉｄｅｄ Ｄｅｓｉｇｎ】「コンピュータ支援設計」の略のことです。つまり、図面を描いたり、デザインするためのコンピューターソフトのことをいいます。以前は製図やトレースという手作業によって紙に設計図面を作成していましたが、今ではほとんどの設計図は、ＣＡＤを使ってコンピュータ上で描いています。

ＣＡＤが製図やトレースなどに変わって脚光を浴びてきたのには理由があります。いくつかあるのですが、おおまかにいうとこの５つです。

・ＣＡＤのほうが手作業よりも図面の修正が簡単にできる。
・ＣＡＤのほうが複雑な表現が可能である。
・ＣＡＤのほうが計算せずに寸法が確認できる
・ＣＡＤのほうが図面のコピー、データの受け渡しが簡単にできる。
・ＣＡＤのほうが設計段階でのシミュレーションが可能である。

ＣＡＤスクールは、ＣＡＤというコンピューターソフトを使うことができる人間を養成するために作られたものです。また、最近の求人では、ＣＡＤオペレーターやＣＡＤ技術者などの需要が急増しています。ＣＡＤスクールの人気は、ＣＡＤの求人の多さからも推測できます。