総合商社・丸紅が、風力発電事業に参入というニュース。
風力発電と商社といえば、かつて、トーメン(2006年豊田通商と合併)が国内外で積極的に直接投資していた分野。今回の参入は、米における既存事業の買収という形らしいが、これを機に、新規風力発電事業の構築にも力を入れて欲しいと思う。
丸紅、米で風力発電に参入・現地大手を買収
丸紅は米国で風力発電事業に参入する。来年1月をめどにカリフォルニア州の風力発電大手を買収する。環境重視の流れに加え、石油、天然ガスの世界的な価格高騰を受け燃料費ゼロの自然エネルギーの競争力が高まっており、丸紅は同事業への投資を加速する考え。
買収するのは米大手電力AESの関連会社のオーク・クリーク・エナジー・システムズ社。同社の第三者割当増資を引き受けた後にAESの出資分を買い戻し、丸紅の56%出資会社にする。投資総額は約24億円。残りの44%分の株式は従来の個人株主などが引き続き保有する予定。(2007.12.4日経サイト)