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4月下旬のローマ市長選で勝利し、戦後初めての右派出身市長となったアレマノ氏が14日までに、ローマ初代皇帝アウグストゥスをたたえて古代ローマ時代につくられたアラ・パチス(平和の祭壇)を収めるアラ・パチス博物館を、現在のローマ中心部から郊外に移設すると発言、物議を醸している。
大理石とガラスを組み合わせたモダンな建築様式が古都ローマに合わないというのが理由だが、中道左派市政時代に建設され同派のシンボルともされる建造物を、市中心から撤去したいとの思惑もあるようだ。
博物館は米建築家リチャード・マイヤー氏の設計で、中道左派のベルトローニ市長時代の2006年に完成したが、建設時から右派政治家が「米国の建築家による安っぽいモダニズムで古都にそぐわない」と建設に反対。アレマノ氏も選挙戦で博物館の撤去を公約した。
共同通信
どこにもうるさい人っているんだね。
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