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大分の教員汚職事件で、県教育委員会は29日、採用試験で不正な得点操作に使われたとみられ県警が押収したパソコン2台から、許可を得てデータをコピーしたことを明らかにした。持ち帰ったデータを復元して分析、不正によって合格したことが確認された教員については採用を取り消す方針。
県教委によると、パソコンは収賄罪で起訴された元義務教育課参事江藤勝由被告(52)ら人事担当者が使っていたもので、少なくとも過去2年分の小中学校教員採用試験の受験者の得点一覧表などが記録されているとみられる。
県教委職員が同日午後、大分中央署に出向き、削除されたデータも含めてすべての中身をハードディスクにコピーした。
今後、数種類の市販ソフトを使って消去されたデータを復元。不正な点数操作の過程が明らかになることが期待される。データ量が多いためすべての分析が終わるには3週間程度かかるという。
共同通信
不正が当たり前になってたんだよね。
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