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イラク北部モスルの警察本部近くで10日、大量の爆発物を積んだトラックによる自爆テロがあり、駐留米軍は、米兵5人とイラク治安部隊員2人が死亡したと発表した。1件のテロによる米兵の死者数としては昨年3月以降で最悪。AFP通信によると70人が負傷し、米軍装甲車2台が破壊された。
また、11日にはバグダッド南郊のイラク軍施設で自爆テロがあり、ロイター通信によると9人が死亡、31人が負傷した。反アルカイダで米軍に協力するイスラム教スンニ派部族が、給与を受け取りにくるところを狙われたという。
内戦状態といわれたイラクの治安は、07年以降は改善してきた。しかし、首都バグダッドで今月6日から3日連続でテロが起きるなど、再び不安定化の兆しを見せている。米軍は戦闘部隊を今年6月末までにモスルを含む都市部から撤収する予定だが、日程への影響も懸念される。
asahi.com
撤退したほうがいいんだろうけど、撤退後はどうなるんだろう。
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