アイマスの劇場版を観てきました。
結論から言うと、ものすごく楽しめました！
とりあえずいろいろ感想など、個人的に思ったところをつらつらと書きなぐっていこうと思います。
ネタバレしまくるので、まだ観てない人はここから先読まない方がいいですよ！

さて。
今回の劇場版、期待はそんなにしてなかったのですが、映画公開の一週間前から始まったニコ生特番のせいで、すごい期待値が上がっちゃったんですよね。
だって、「キャストに期待してください！」と力強く宣言されると、「自信あるんだな」と思っちゃう。
まあ、その期待を上回る…正確には予想を裏切られた感じの展開でした。

ニコ生で予告が毎回流されてましたが、予告の時点で結構シリアスな展開になるのかなーと思ってたんですけど、そこまでではなかったですね。
テレビシリーズの20話だとか、23、24話あたりがあるのでそう感じるのかな。

始まるまでは「なんでミリオンライブからキャラ出すんだ！　シンデレラガールズから出せ！」と思ってたんですが（ミリオン詳しくないので）、終わってみるとミリオンでよかったかな、と。
正直、ここまでミリオンのキャラが目立つ話になるとは思ってませんでした。

シャイニーフェスタにおけるシンデレラぐらいのポジションかなーと勝手に思ってたんですが（わかりづらい）、話の軸に彼女たち…特に矢吹可奈がいた。それがまず驚きでしたね。
で、これは今までの765プロの物語ではない、新しい765プロの物語なんだな、と気付かされました。

もしかしたら、アニメの26話…特別編みたいなのを期待してた人もいたんでしょうね。
765プロのいつもの面々が、いつものように騒いでいる日常ものみたいな。
「アイマスファンが求めてるのはこれじゃない！」みたいな意見がありました。

でも、Pたちは涙なしでは見られない話だと思います。
だって、見てたら7周年の横アリライブを思い出すでしょう？
8周年の、ミリオンの新人たちの参加したライブツアーを思い出すでしょう？

アイマスはキャラと中の人がどことなく似通っていて。
どうしても重ねてしまうんですよね。
特に今回の映画だとミリオン組。
福岡で実際に彼女たちの泣いている姿を見ちゃったので、どうしても重ねてしまって…ダメでしたね。
でも、作中だけでもちゃんとミリオンのキャラが気になってくる造りになってます。
春香に憧れた矢吹可奈、春香に真っ向から意見をぶつけてきた北沢志保…特にこの二人ですね。
あとの5人はそこまで掘り下げられなかったので、詳しくはゲームでね、ということでしょうかね。
ていうか、志保ってこんなキャラだったんだな…全然知らなかった。
ゲームでもRは持ってたはずなんだけど。

アイマスって明確な主人公がいなくて、強いてあげるならPかな、という気はするんだけど、どのアイドルの視点で見るか、感情移入するかで見方が大分変ってくる気がします。
で、今回の映画、俺が伊織視点で見てたからそう感じたのかもですが、なんかやたら伊織の出番が多くなかったですかね。
いや、軸は春香と可奈のエピソードにPのエピソードが加わる感じなんですが。
一人でいる志保を気遣ったり、春香の尻を叩いたり。

なんで伊織はこんなに上から物を言ってんだ、と思う人もいるかもしれない（彼女は素直じゃないから）。
春香に発破をかけるシーンとか。
でも、忘れちゃいけないのは伊織は紛れもなくリーダーだということ。
そう、竜宮小町のリーダーは伊織。
たぶん、自らの経験からくるアドバイスでもあったんだろうなあ、と思うわけですよ。

伊織といえば、確かアニメではゲームでおなじみの「変態、ド変態、変態大人！」のくだりがなかったなあ、と思ってたんですが、映画で、スクリーンで見れて満足ですｗ

今回の映画では765プロの面々はみんな成長していて。特に雪歩、千早、やよいは顕著で。
でも、伊織ってそんなに成長したかな？　って。
いや、もちろんTVシリーズで描かれてなかった面も出てたけど。
Pのハリウッド行を聞いた後の、ちょっと素直な伊織は成長かな、思わなくもないんだけど。

（ちょっと追記。
アニメの2話目をベースに考えるとものすごい成長してる感じはする。
けどあの伊織はしっくりこないんだよなー）

アニマスのファンブックで釘宮さんは「伊織は完成されたいいキャラ」と述べてて、実際どう成長させるか難しいところだと思うんですね。
たぶん、この映画、そして次のゲーム「ワンフォーオール」でアイマス2ndバージョンは終わりで、PS4で出るであろうアイマス3では、3rdバージョンになってどんな姿を見せてくれるのか。楽しみです。

ていうか、釘宮さんのキャラ理解の深さには恐れ入るというか、ほんとプロ意識高いです。
数年前まではただほんわかした可愛い人だなあ、という印象だったんですけどね、知れば知るほどファンになる。


あと、合宿中の春香と可奈のシーンで、可奈が落としたお菓子を春香が拾うところがやたらぬるぬる動いてて、どこに力入れてんだ？　と思ったんですが。
あれ、動画担当誰だよｗｗ

シンデレラガールズのP的には、予告の最後で入った、シンデレラガールズのアニメPVを使ったCMでちょっとうるっときてしまったんですけどｗ
これはもう銀幕デビューしたといっても過言ではない…？（過言です
あとはエンドロールですかね。これミリオンPもシンデレラPも注目ですよ！
個人的にはまつり姫が出てて歓喜でした。
まつり姫、ゲストで出すにはキャラ濃すぎだもん…

そしてなんといっても、しぶりんのカットがあったのには驚きましたね。
いやーもう、しぶりん…マジしぶりんだよ…！
先の展開を予想させるエンドロールでした。

このエンドロールがあったからこそ、今回はミリオンのキャラがゲストでよかったなあ、と思ったわけですね。
アイマスの3rdバージョンに期待させられる。
シンデレラもミリオンも本家も全部ぶっこんだお祭り作品的なものがどこかで来るんじゃないか、って。
とんだカオスになりそうですけどね、キャラ200人くらいいるもんねｗ
いやでもほんと、しぶりんのカットは未来を感じた。

…という感じですかね。
色々思ったところを書いてみました。
土日にはもう一回観に行こうかと思います。
前売り2枚買ってたし、特典欲しいし、何より音響のいいところで観ないといけないな、と。
梅田行かないとね、梅田。


…しかしこの文章、2000字以上も書いてしまった。
この熱量を、週末提出のレポートになぜ向けられないのか…！