わたしにも一言いわせて
あいかわらず、エコーを吸いながら書いています。



久しぶりに、投稿しようとして、過去記事を見ていたら、私の説明で、「『ベーシックインカム』は『所得税』を財源としています。」というのがあった。
私は、『消費税』を財源 とするのが『ベーシックインカム』だと思っていたので、その後、読んだ本で理解 を変えたのか?


この話を持ち出したのは、ほかでもない「橋下徹」氏 の野望がここにあると知ったからである。
しかして、財源は『所得税』なのか『消費税』なのか?

『所得税』は、なかなか累進的であり、低所得者に恩恵をもたらすものであろう。
『消費税』の場合、累進的ではない。むしろ、逆累進的ですらある。が、今の消費税率5パーセントで考えた場合、低所得者が支払った分の5パーセントを上回るインカムが与えられるのであれば、微々たる物だが累進的であるといえる。



これらの議論は、『年金』『国債の償還』などの支出の歳入の面にのみ、注目した場合だ。

高ければ売れない。安ければ売れる。→ の社会常識から考えても、消費税率をいくらにしたらよいのかは、机上の空論でしかない。

マクロで捉えれば、雇用、産業育成、経済成長 のほうがよっぽど大切だ。



『ベーシックインカム』も歳入を各人公平に分け与える。→ からミクロに考えがちだが、その歳入をどう徴収するかに重点を置くのではなく、まさにその『歳入』という『パイ』をいかに大きくしていくかに注目しなければならない。



いまの消費税引き上げの議論には、この視点がまったく欠如している。








2012 03/29 01:23:00 | none | Comment(0)
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