即独ですか…これまでは司法修習を修了したらどこかの弁護士にイソ弁として勤務し、数年間かけて実務経験を積み、少しだけ固定客をつけてもらってから独立…という流れが主流でしたが、司法制度改革で弁護士がわんさか増えたので、金なし、コネなし、実務経験なしのないない尽くしのまま独立し、事務所を運営する経営者になるという人がこれからもどんどん増えそうな気がしますね。
また、合格したはいいけどこの就職難で度この事務所も雇ってくれないという人が民間企業の法務担当者として就職するという流れもあと数年したら日常風景になっていそうな気もします。


◆新人の弁護士、即独立 県内、過当競争が背景に(2月8日北国新聞)

 司法制度改革で弁護士が増える中、司法修習を終えた新人弁護士がいきなり独立・開業する動きが石川県内で出てきた。新人は既存の弁護士事務所に就職し、「居候弁護士(イソベン)」として経験を積んでから独立するのが通例で、県内で「即独立」のケースは初めて。金沢弁護士会の会員数は141人とここ10年で倍近くに増えており、過当競争の中、既存の事務所は新人を抱える余力がなくなってきている。

 福井県内での司法修習を終えた吉田裕介弁護士は即独立の道を選び、昨年末、小松市丸の内町1丁目に事務所を構えた。地元石川での就職を目指し、県内の法律事務所を回ったが、求人中の事務所はなかった。福井では即独立する弁護士もおり、修習中に先輩のアドバイスを受けて決断した。…
2012 02/21 10:20:41 | none
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