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指示を出しあり、事細かに面倒をみたりする。
カーナビ方の親が増える背景には社会への不信感があるという見方だ。
とはいえ、カーナビ親も過度になると、こどもから「失敗する権利を奪ってしまう」
小さな失敗は生きる力をつけていく上で欠かせない体験。 「親は失敗があってもいいという姿勢で、ある時点で子どもを手放す必要がある。本当に回復不能な失敗にお陥りそうになったら救いの手を差し伸べる。
親がそうした安全網となり、子と絶妙な距離を保ったらいいんですが、もう一つ気になるのは先回りして子どもに進むべき道を用意しながら、巧妙に子どもが自分で選択・決意したように見せかける親の存在。
本当は親が準備したのに、子どもが失敗すると、「あなたが決めたのでしょ」と責任をかぶせる。それに伴う親子トラブル。
ストーンを目標へ滑らせるため、表面をブラシで掃く競技の姿になぞらえ、子どもの先々に手を打つ過保護の親。
判断力があり幅広い知識がある親ほど、子どもの将来を心配し面倒を見る流れが強まっている。
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