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05月18日(日) ・今週末は金曜にデジカメを持たずに出たこともあって、どこにも行かずに直帰した。それで、冬服を仕舞って衣替えをしたり、新しいタオルケットを買ってきたりと、そんな雑用をまとめてしたが、それにも関わらず、部屋はかなり散らかったままだ。部屋にはバスケットが散乱して、そのバスケットはいちいち紙類でパンパンだ。これをちょっとずつ整理していけば、かなり部屋はきれいになると思う。 今度の週末は、デジカメを忘れずに持って、どこかに行こう。普段は行かない南のほうを攻めるか、それとも港のさらに奥のほうを攻めていくか。 同じ本をずっと読んでいるが、それが早ければあと一週間で読み終わる。そのあと、これを読んでみようかな、と思う本が2つある。1つは数年前のベストセラーが古本屋で100円で並んでいるので。もう1つは、昔の古典が今わりと流行っているというのでためしに読もうかと。後者を先に読もうかな。どうしようかな。 暑くなる。週末におそうざいをまとめて作っていたが、いたみやすくなっていくので、週末の料理の時間も考えなくてはね。
05月19日(月) ・これは僕が鈍感なせいばかりではないと思うのだが、現場のボスは、次に何を要求してくるか、読めない。仕事はとにかく流れていくからそれでいいのだが、そこでAというやり方でいけばいいのかと思うと、Bというやり方を要求されている気がする。 こういうやり方にそろそろ慣れて余裕ができたせいか、新しい視点でものを考えた。仕事はとにかく流れていく。その原則も明らかだ。でも、それにどう対応するか、ということについて、何をどう期待されているのかということが、明瞭にされていない。僕が何かをこうするようにと言われることは、ほとんどない。でも、たぶんあえて明瞭にもしないし、名言もしないことで、管理してるのかな、と思った。そのことで、こちらは緊張を強いられる。それを要求してるのかな、と。 どの程度意識してやっているのかは知らない。これが、この組織のDNAであって、特に意識しているのではないのかもしれない。でも、いろんな仕事の方法や流れは、もう一義的にしっかり決まっているが、それへどう対処するかについては、あやふやだ。よく言えばフレキシブル。悪く言えば場当たりというか。 もし、そういう無原則性を意図的にしているとしたら、そのメリットとして、管理する側も現場でそれにあたる人も、融通がきくということと、そのことで緊張を生み出すことができる。この緊張は悪いものではない。ずっと同じことをやっていたら、ダレてダレてしょうがないだろう。だからやっぱり組織の経験的な知恵という側面が強いかもしれない。 働くって、うれしいものか、嫌だなと思うものかというと、嫌だ、という人が多いだろう。では、なぜ嫌かというと、たぶん、自分が疎外されるから。エネルギーを使って疲れるから、というのは、あまり本質的ではないだろう。休日にわざわざスポーツをする人だっているのだから。だから、疎外されなかったとしたら、仕事に一生懸命になる心の準備ができている人だったら、一生懸命やる確率が高くなる。ある現場をあてがわれて、事故とか、滅多なことがない限り、何も言われない。その現場を良くするのも悪くするのも、けっきょくは自分だなあ、という感じになり、実際にそこが自分カラーになっていったら、たぶんその人は、その現場にいればいるほど、仕事に愛着を持つようになるだろう。もちろん、必ず上司というものがいて、時々は、どうしても干渉せざるを得ないだろう。でも、それを少なくすればするほど、部下は、やる気を出す可能性が高いんじゃないかな。問題は、働く人が求める人間像と、仕事が求める人間像が一致するかどうかだ。 05月20日(火) ・ところで昨日の続きだが、現場のボス的存在が、時と場合によって、物事を運ぶ仕方が違うのだが、少なくとも僕はそれに重みを感じる。この人が言ってるんだから何か意味があるんだろうと。でも本当は、ただ気まぐれとか、年をとってボケてきたのかもしれない。それでも、この人は、現場から決して逃げない。自分にすべてまかせろ、責任も自分がすべてとる、みたいな物言わぬ気迫がうずを巻いて出ている。何か変則的なことを要求されるとする。理由は言わない。僕は、理由がわからないながら、それに従う。ことがすべて終わった後に、要するに誰かが損をしなきゃいけない時、その人はすべてを調整して、いちばん損な役回りを自分に持っていったりしている。いちばん年とってるのに、いちばんきつい役回りに自分を置く。そういう気迫だから、そう簡単には文句を言う気にもならない。でも、けっきょくあれは何だったんだ?と理由がわからない要求も多い。多いけど、でもあの人の言うことだから従おう、というそういう世界だ。ところで、現場から逃げない、この仕事の範囲内のことは、すべて俺の責任だ、という気迫は、どこの場所でもいつの時代でも、きっと通じる価値を持っていると思う。
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