節分が来るとちょっとだけ哀しくなる。
毎年、豆まいて、年の数(数え年の)だけ食べるでしょ? てことは、毎年1粒増える訳で。 幼稚園の頃、祖母が一緒に数えながら愚痴ってた。 「おばあちゃんになったらこんなに食べなあかんねんで」 まだ詳しく理解出来ない私は、 『いっぱい食べれていいなぁ』 なんて思ったっけ。 あの頃から食いしん坊だったんだ、私。(笑)
さて、そんな子供の頃、 節分になると炒った豆を年の数だけ数え、 それを半紙に包んで、枡に豆を入れたものと一緒に神社にお供えしに行ってた記憶がある。 これから1年、福が来ますようにって、半紙に包んだ自分のは持って帰って食べてたような・・・。 といっても、もう○年も前のこと。微妙な記憶もあるなぁ。
そういえば、今ってそんな風習あるのかしら? 寺っ子で、神社っ子だった私。 まぁ、神社の幼稚園に通ってたから仕方ないけど。 祖母に連れられて近くの神社には良く行ってた。
年末の12月29日には福(29)を搗くってお餅つき。 1月にはとんどでしめ縄とか書き初めを燃やして。 2月に節分。 おばあちゃん子だった私は、ホントに行事をたくさん体験したと思う。 今の子供達って、昔から伝わるいろんな行事の事、一体幾つ知ってるのかなぁ? 巻きずしを恵方に向いて無言で一本食べるっていう事が 一気に全国に広まった時はちょっと不思議だったかな。 だって、小さい時からしていたんだもん。 それぞれにいろんな意味があって、いいもんだよね。
そんなこんなで、今年も病気とは無縁で過ごしたいから、 頑張って、年の数だけ豆を食べなきゃね〜。 大豆イソフラボン摂取と思えばいっか。(笑)
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