阪神淡路大震災から15年。
私は大きな被害にはあった訳ではないけれども、 それでもあの一瞬の出来事だけは忘れられない。
シャッターの波打つ音。 ドン! という地面から響く音。 明け方の白っぽい大きな満月と大量のカラスの群れ。
あの時間に商店街を歩いていたから、 シャッターの揺れる音がその記憶を呼び起こすんだろう。 あんな波打つなんて、普段あり得ないのにね。 今でも商店街のシャッターが風でガタガタ揺れると 怖くて立ち止まってしまう。
だからかな。 休みなどで店が閉まった地下街は、今でも1人で歩くのは怖いのだ。
あの時見たカラスの群れ。冷ややかなお月様。
忘れたと思っていても、 怖さだけは身体が覚えているものなんですね。
あんな怖いおもいはもう嫌だけど、 忘れるではなく、それらを乗り越えて頑張っていくのが 大事なんだなとあらためて思っています。
防災グッズの点検、しよっと。
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