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新潟県中越沖地震で自宅が被災した人のための仮設住宅について、新潟県は中越地震の際と同様に、原則としてペット飼育可とすることを決めた。
仮設住宅は13日から順次、入居可能となる予定。避難所ではペット持ち込みが禁止されているため、倒壊の恐れのある自宅で「家族の一員」と暮らし続ける被災者もいる実情に配慮した。
県は、ペットアレルギーの住民もいるため、ペットを飼っている家を集めて、飼わない住民に割り当てる住宅と距離を取るなどの配慮をするよう、それぞれの市町村に指導。大型犬など室内で飼えない動物用として、近くに預かり所を設けることを検討している。
柏崎市などの避難所がペット禁止となっているのは、衛生面などの理由から。県や獣医師会などが犬や猫の一時預かりなどのために設置した「動物救済本部」の伊藤彰彦さん(64)は、入所しない飼い主が多いことに驚いたという。
家屋の応急危険度診断で「危険」と判断された自宅で生活し続けている無職男性(64)は「大きな余震は心配だが、いつも一緒にいる家族同然の犬と離れることはできない」と話す。
伊藤さんは「地震後、必要以上におびえるなど体調を崩すペットも多い。飼い主と暮らせる環境が早く整ってほしい」と話している。
(2007/08/09 Sankei.WEB)
あ。こないだテレビで見ました。 良かったですねぇ!
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