子供が人に迷惑をかけたり、やってはいけないことをした場合、親はきちんと叱ることは大切なことです。
しかし、「叱る」ことに関して、いくつか注意しなくてはいけないことがあります。
まず、子供の性格もいろいろですから、叱っても大丈夫な子と、そうでない子がいることを知っておかないといけません。

叱っても大丈夫な子というのは、物事を楽観視できて、情緒的に安定している子です。
楽観的な子を叱ると、何度叱ってもあまり効き目がないようです。
そのうち叱っているほうが、ばからしくなってきて、最後には笑いに変わってしまいます。
情緒的に安定している子を叱っても、前向きに受け取ることができるので、「ごめんなさい」という言葉が素直に出てくるでしょう。

一方、叱るのに注意が必要なタイプの子は、気が小さい子や、頑固で意地を張る子です。
気が小さいタイプの子は、叱られるとドキッと驚いて萎縮してしまって、もう同じことをする勇気が出なくなってしまいます。


また、頑固で意地を張る子は、表面上は反抗的な態度を見せますが、本当は傷つきやすいのです。
このような子は、自分の気持ちを素直に表現することが、とても苦手なのです。


このように、子供には様々な性格の子がいます。
お母さんは、自分の子供の性格を見極めてあげて、その子に合った対応をするべきなのです。


そして、一方的にガミガミと叱るのではなく、そうなった事情を子供にきちんと聞いてあげましょう。
しっかり事情を理解してあげたら、どうしたら良かったのか、ていねいに話してあげると良いでしょう。
そうすれば、きっと子供も納得してくれるはずです。


大人だって、時として子供の態度に、カーッとなってしまうことはあります。
しかし、ここは深呼吸をして、落ち着いてから子供の事情をよく理解してから、必要に応じて叱るように、お母さんや周りの大人が気を付けていかなくてはいけませんね。
2008 09/16 03:32:00 | 子育てのお悩み特集
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