今日も絶好のお散歩日よりだったでしょう、エメラルド川へ行ったのよ。
早足で歩いたら汗ばんだわ。

千鳥に会ったの。
すずめぐらいの大きさで、まっ白で可愛い鳥。
羽を広げて飛ぶと黒い線が少し見えるの。
素敵な鳥だわ。

川沿いにテーブルと椅子が何か所か置かれているの。
とても気分が良かったのでそこでお昼をいただいたのよ。
外で食事をとると開放的な気分になっていいわ。

今日のお散歩でミニチュアダックスフントに沢山会ったの。
とても愛らしくて可愛いワンチャンね。
どうも、奥様はダックスが欲しかったらしいの。でもご主人様が大型犬好みで、私になったようなの。

私、どうかするとこの幸せが来なかったかもしれないわ。
でも、もっと幸せになれたかもしれないし。

哲学的なことを考えると良い頭が混乱するの。
今に満足していたほうがいいわ。

水仙の球根がお庭のプランターに咲いて、切花がお部屋の花瓶にさされているわ。
どちらもいいにおいよ。あま-い、幸せな気分にしてくれるにおいなの。

私お花が大好き。
じつは、6カ月までは、お庭で自由にしていたの。
お庭には結構木が植えられているので、木をかじったり、臭いを楽しんだりしていたわ。
花が好きなのもきっとそのせいね。

6カ月といったら、もう大人の体形に近いわ。
お庭で一番偉いのは私のような気がしちゃって。
吠えたり、御主人様たちの言葉に従わなくなってきて。
繋がれるようになったの。
あの自由が無くなったわ。

昔のことを思い出して、しんみりしちゃったけれど、お花はいいわ。
最近は香りのあるシュクラメンもあるのよ。お庭にもあるわ。あと臭いスミレ、パンジーが少々芳しいわ。

寒い時はあま-いにおいが一番ね。
感傷的な気分になった時も元気がでるわ。

新年の新しさを感じさせてくれた最初のもの。
俎板なの。

〜　温もりとけがれの無さを感じさせ、プーンと木の芳香をさせている。
木目が横に静かに走る。〜

その美しい木目を包丁が断ち切るの。
最初に包丁が入る瞬間は見ていてドキドキしたわ。
なんと言うか、触れてはいけないものに傷をつけてしまうような罪悪感、そんなものまで感じちゃったの。

初詣、リボン、新年のおやつ、年賀状などからは、年が変わったのだという実感が伝わってこなかったわ。
新しい桐の俎板に、新年、という感激を与えられてリフレッシュできたの。

年頭に頭にガンとくる物があってよかったわ。

おリボンをつけて毎年行く神社に初詣に行ったのよ。

〜　似合っているかしら。今年のリボン、小さすぎるように感じるの。奥様が買うのを忘れて、有り合わせですまされちゃったの。ちょっと不満よ。〜

今年こそ感激的なことがおこりますように、って祈ったの。
ヨン様みたいにあま-いマスクのガイに愛されるとか、いえ、韓流なら、アンジョンハンのほうがいいわ。
毎日ステーキが食べられるとか、いえ、長生きできないわ。

私、人間で言うと今年30歳、節目でしょう。
何かが起こって欲しいの。
わくわくするわ。

今日の雪はきれいに積ったわ。
美しい景色にうっとりとしばし我を忘れたわ。

ところで今日は大晦日。
来年私、5才歳をとるのね、30歳になってしまうわ。
やや落ち目だわ。

来年は何かで花を咲かせたいわ。

　　　　　　　　　　　
今日のお散歩はご主人様と二人。

私、ご主人様を一番偉い人と決めているの。
でも、散歩の時私がグイグイと引っ張りがちになるの。

そうするとご主人様がリードをグッと引かれるけれど、ダメージが少ないの。だから、また前に出てしまうのだわ。
前に出たい、と言う私の性なの。あがらえないわ。

でも長男さんの引きは強烈にきくので、私は決して前に出ないようにしているの。怖いでしょう。
いつも長男さんの様子を見ながら従順にしているの。
長男さんといしょだと、性に勝てるわ。　　　　　　　　　　　

私って、相手をみてしまうのね。
奥様なんか、私のこと「頭が良いのはわかるけど、よすぎてちょっと猿みたい。犬らしいほうが可愛いいのにね」なんておしゃることもあるのよ。

犬らしくなくてはいけないんだわ。

一番偉いご主人様に犬らしくするわ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

初雪が降ったわ！

でも朝から大粒の雪が沢山降ったわりには積らなくて、私の頭、ツゲの木とお隣の屋根に少々積っただけよ。

まっ白い世界が見られると楽しみにしていたのに、残念だったわ。
ちょっと色盲っぽいけれど、白銀の世界はわかるの。
ロマンティックになるし、頭が冴えていいわ。

一句できちゃったの。

　--雪降れど真白き世界少なくて我が頭のみ白く輝く--

私、今日吠えすぎて叱られちゃったわ。

奥様が「ルビー、吠えなくていいから。静かにしなさい。メー。」って。

お隣に植木屋さんが入ったの。お隣さんは毎年この時期にお庭の手入れをされるの。

植木屋さんは夫婦でくるわ。臭いは少し覚えていたけれど男のほうが怪しくて油断なら無いと思えるのよ。
怪しき物は見張らなくては、と見つめていると吠えてしまうの。
駄犬になりたくないでしょう。

私、ゴールデンのわりには吠えるらしいの。
番犬になっていいわ、と思われているのよ。
だから頑張っているのに。
程ほどの所ってむずかしいわ。

ちょっとブルーな一日だったの。

今日お肉の脂身を食べたのよ。
奥様が近くにいらしただけで体が震えてしまったの。
おいしいんですもの！

太るかもしれないけれど---
望まれているようでもあるし---

普段の食事がヘルシーなので食べることにしちゃったわ。
さつまいもと一緒に食べたので胸焼けしなかったの。

寒さに向かって脂肪をつけておくのもいいことでしょう。

今日は年末の大掃除で、息子さん達が網戸と窓ガラスをきれいにされたの。
お庭のホースで網戸を洗ったり、庭から窓を拭いていたので、私も一生懸命しっぽを振り、励まして参加したの。
なんだか年末のあわただしさに巻き込まれたようで疲れてしまったわ。

お散歩は次男さんと。
次男さんのコースは近くの公園に決まっていて少し短いの。
ちょっと不満だけれど無いよりはズーといいわ。

あしたの大掃除はなにかしら。
またしっぽを振りに振って励まして頑張っていただくわ。

今日は絶好の散歩日和。
エメラルド川へのお散歩、とっても良かったわ。

鴨とカモメに会ったのよ。
カモメって真っ白で飛んでいても浮かんでいてもかっこいいのね。ちょっと妬けるわ。

散歩のとちゅうでステキなガイに会ったのよ。
大きくて、艶が良くて、毛がふさふさなの。ルックスもなかなかだったわ。
彼の方から挨拶に来たのよ。私も結構気に入ったの。

私、その御主人に気に入られちゃったの。
私の頭をなぜて「可愛いいのね、いい子ね」
でも「まだ子犬なんですね」って言うの。
ご主人様が「5才なんですよ。大きくならなくて。」と。

私、複雑な気もち。
でも、知らない人にも愛されて私、やはり愛犬だわ。

ヴァイオリンの音っていいわ。
うっとりとするわ。

静かな曲は素晴らしい音色に酔いしれるの。
でも激しい曲は興奮しちゃって困るわ。
「熊蜂の飛行」がかかると、熊蜂が飛び回るのに負けずに私も走り回らなくてはって、うずうずするのよ。

川縁を自由に走ったことがあるの。速かったわよ、自分でも驚いたわ。
うれしくて々夢中で走っていたのでご主人様に呼ばれた事に全く気付かなかったの。御主人様はこれですっかリこりてしまった様で、これいらい自由に走れなくなってしまったわ。

「熊蜂の飛行」が聞こえるとあの時の感動を思い出して切ないの。

奥様の歯が少し欠けちゃったのよ。たいへん。

腸のお掃除に良いからって裂きいかを食べてらしたのよ。
そしたら突然、奥歯の端がちょっとだけ欠けてしまったの。

お友達のご主人に上手な先生がいらしていつもそちらにうががうのよ。ところが、昨日から4日までイギリスへ旅行に行かれてしまったの。
先生のお留守の間に歯にトラブルが起こらないようにって、願ってらしたのに、間が悪いわ。

私の歯・犬歯、すごく丈夫よ。少し分けてあげたいわ。
裂きいかなんて１噛みで食べてしまうわ。

心配したけれど痛くないらしいので安心。
おせちもしっかり食べられそうでよかったわ。

きのうは冬至でしたでしょう。

奥様が、かぼちゃに柚子湯で無病息災って、夕食にかぼちゃを出されたの。お風呂に柚子も浮かべるはずだったのに忘れてしまって今日柚子湯にするそうなの。

うちの奥様ってわりとドジなのよ。

「今日の夕食のおかずはこんなに少なかったかしらへんね」って言ってたかと思うと、かたづけの時に「あら、レンジで暖めたのを出し忘れたわ」なんて言ってるの。
息子さん達のお弁当作りでも同じことをされていたわ。

私も5年間で2回お食事をもらいそこねたの。
お水もその時出されるでしょう、だからのどが渇いたわー。
もう無いと思うことにしてるの。
心配するとやせてしまうでしょう。

今日はスカーフ姿をお見せします！
にあっているかしら？

毎年お正月におりぼんをつけてもらって初詣に行くのよ。
でも今日は特別にスカーフでおしゃれをしたので自慢したくて。

本日のお散歩は急にお天気が悪くなってきたけれど、歩いているとそれ程寒くなくて、エメラルド川まで行けたのよ。

このごろ川がきれいになってきて、冬は鴨が何匹も群れているの。
今日は小鴨が一羽だけでいたわ。
迷子になってしまったのかしら。
でもひとりで、ダイビングをして餌をとっていたので心配ないわね。

鴨ってずいぶん長い時間もぐっていられるのね。
もぐった所から、あら、と思うほど遠くに現れるの。
どこに顔をだすかしら、と待っているのが楽しいわ。

私の名前ってゴージャスでしょう。
宝石のルビーよ。
奥様が考えてくださったの。

私が当然、テレビのコマーシャルにでてくるような毛がふさふさして、ゆったりとした気品のある大型犬になるものと思われて、すてきな名前をくださったのよ。
犬種がゴールデンなのでさらに美しいものをってがんばられたらしいの。

でも今は、私が名前負けしているのではと思われているようなの。
私ちょっと小型で毛が短めなの。　--悲しいのよね--

ご主人様達は私が太ると　「あら、ふっくらとしてかわいいわね。」って、喜ばれるのよ。

私としては、スリムでいたいの。
でも、ご主人様達に喜んでも欲しいのよね。

---ちょっとブルーな時もあるのです---

私です。
可愛いかしら。
つながれているけれどしかたないのよ。
私って、自由になると、すぐにどこかへいってしまうの。
そうなると御主人様が大変。
いつもつながれているのは自業自得ね。
でもいいわ。

私はゴールデンリトリバーのルビーです。
年は５歳、人間で言えば２５歳前後の妙齢の歳頃なの。
みんな私の事をかわいい！かわいい！と言ってくれるのよ。