新年の新しさを感じさせてくれた最初のもの。 俎板なの。
〜 温もりとけがれの無さを感じさせ、プーンと木の芳香をさせている。 木目が横に静かに走る。〜
その美しい木目を包丁が断ち切るの。 最初に包丁が入る瞬間は見ていてドキドキしたわ。 なんと言うか、触れてはいけないものに傷をつけてしまうような罪悪感、そんなものまで感じちゃったの。
初詣、リボン、新年のおやつ、年賀状などからは、年が変わったのだという実感が伝わってこなかったわ。 新しい桐の俎板に、新年、という感激を与えられてリフレッシュできたの。
年頭に頭にガンとくる物があってよかったわ。
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