おもちゃ約３万８０００点を集めた国内最大の玩具展示会「東京おもちゃショー２００７」が２８日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で４日間の日程で始まった。おもちゃの領域を超えた世界最小の二足歩行ロボットや、４ミリの鍵盤が動く自動演奏ピアノなど、大人でも楽しめる商品が多数出品され人気を集めた。

　少子化の影響などで、おもちゃ市場は２００６年度に前年度比６・３％減の６４００億円となるなど縮小傾向が続いている。一方で、カプセル玩具やキッズカードゲーム機など従来のおもちゃに含まれない新しい領域が拡大している。

　主催者の日本玩具協会では、おもちゃ付き菓子を扱うコンビニエンスストアなど新たな流通関係者をショーに招き「商品として関心を持ってもらいたい」（高須武男会長）と市場拡大に期待を寄せる。

（共同通信社）

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