静岡県上空で01年1月、日航機同士が異常接近(ニアミス)し乗客57人が負傷した事故で、便名を取り違えて指示をしたとして業務上過失傷害罪に問われ、1審で無罪になった管制官の蜂谷(はちたに)秀樹(33)と籾井(もみい)康子(38)両被告の控訴審第1回公判が4日、東京高裁(須田賢裁判長)であった。検察側は「重大かつ明らかな人為的ミスで事故を誘発した」と述べ、同罪が成立すると改めて主張した。これに対し、弁護側は「事故の予測は不可能だった」と主張。1審・東京地裁判決(06年3月)の判断は妥当として控訴棄却を求めた。
毎日新聞 2007年9月4日
管制官の指示一つですもんねぇ・・・
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