北海道旭川市の旭山動物園で飼育されていたアムールヒョウの「ビック」(雄、21歳)とホッキョクグマの「ハッピー」(雌、25歳)が死んでいたことが18日、分かった。2頭は動物本来の姿を見せる「行動展示」で人気を集めていた。
ビックはフィンランドの動物園で生まれ、1988年に旭山動物園に来園。91年には国内で初めて親として自然繁殖に成功した。昼寝姿を真下から見る「もうじゅう館」で、行動展示のはしりだった。15日に死んだ。アムールヒョウの平均寿命は約15年で「大往生だった」(坂東元副園長)という。
ハッピーは81年に旭山動物園で生まれた。幼いころに舌を父親にかじられて失ったため、食事に不自由し全身の機能が低下していたという。14日に左前足がまひし、15日未明に死んだ。初老だったが、詳しい死因は調査中という。
(2007/07/18 Sankei.web)
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