転職のために。
磯辺で厄介者になっている海藻アオサを使ったかりんとうが、福岡市で生まれた。市内のNPO法人・循環生活研究所と市が開発し、販売を始めた。自然の恵みを味わい、売れ行きを増やして海をきれいにする「食べる環境活動」の試みだ。

博多湾のアオサは富栄養化が進んだ十数年前から、夏から晩秋にかけて大量発生。同市東区の和白干潟では打ち上げられて生物を死滅させ、腐ると悪臭を放っていた。市は96年から年1800トンを船で回収し、干潟沖で造成中の人工島に廃棄。毎年約3000万円をかけている。

 かつて、みそ汁の具やふりかけで人気があったが、同研究所の波多野信子理事長は「今はあまり利用されていない」。市と合同で昨年からアオサを使ったケーキやまんじゅう、パスタを試作。昔ながらのおやつ、かりんとうに行き着いた。東区三苫6丁目にある同研究所の製造所で週3回、かりんとう作りが進む。

 小麦粉にアオサを入れて練り、成形して160度の油で6分ほど揚げる。水で溶かした砂糖をからめると完成。うっすら緑色で磯の香りが口の中に広がる。

 アオサはミネラル分が豊富で、鉄やマンガンはワカメより多く含まれているという。商品名は「博多発6丁目のあおさぼう」。100グラムで250円の1袋にアオサが9グラム入っている。

 研究所スタッフの中島幸子さん(67)は「買ってもらえる商品作りに苦労した。添加物を使っていないので、子どもたちにおすすめです」。天神の岩田屋和菓子売り場や市役所売店など6カ所で販売中。岩田屋によると、7月末の発売以来400個以上が売れ、特に中高年に人気だ。

 手作りで、使うアオサも年200キロ程度。波多野理事長は「大量生産はできないが、自然の恵みを無駄にしたくなかった。環境問題を考える契機になってもらえれば」と話している。

2007年08月19日 asahi.com

 かりんとうかぁ。。食べてないなぁ。
2007 08/20 11:47:46 | 転職 | Comment(0)
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