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江戸時代の儒学者で「近江聖人」とたたえられた中江藤樹が来年3月7日に生誕400年を迎える。高島市は嘉田由紀子県知事を名誉会長にした「生誕400年祭実行委員会」(会長・海東英和市長)をつくった。藤樹生誕の自治体として、藤樹が説いた美しい心で人に接する「良知のこころ」で記念行事を盛り上げる。


 藤樹は「致良知」という教えの中で、「人はだれでも『良知』という美しい心を持って生まれた。それは、誰とでも仲良く親しみ合い、尊敬し認め合う心だ」と説いた。市はこの教えを400年祭を機に多くの人に知ってもらい市の発展につなげたいとしている。


 実行委は嘉田名誉会長のほか、陽明学者で東洋大教授の吉田公平氏、「小説中江藤樹」を書いた作家の童門冬二氏ら11人。実務に当たる同実行委推進会議は、海東市長を会長に、公募市民や関連団体の代表ら21人で構成。また、市は今月1日付の人事異動で社会教育課に同実行委員会事務局を設置した。


 400年祭の期間は来年3月7日の生誕祭から、9月28日まで。藤樹の名前「中江与右衛門惟命(これなが)」を生かした「よえもん君」のマスコットキャラクターを5種類作り、グッズ商品の開発にも乗り出す。


 行事は、映画「近江聖人中江藤樹」の上映会やフォーラム▽文武両道剣道錬成大会▽花いっばい運動▽大洲スケッチの旅▽高島大洲書道100人展▽孝経碑の建立など盛りだくさんになる予定。藤樹の教えをまとめた小冊子「藤樹先生の逸話」(同実行委編集、1冊150円)を、市役所などで販売している。


 問い合わせは、同市社会教育課(0740・32・4457)へ。


asahi.com

 400年前に行ってみたいなぁ
2007 10/11 18:32:05 | 転職 | Comment(0)
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