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2007年 05月 18日 の記事 (1件)



「あるプレゼンテーションでの失敗をきっかけに、人前で話す時とてもあがるようになってしまったんです」と、深刻な面持ちで相談に訪れたA子さん。彼女は、社内での数少ない女性総合職として入社した、周囲からも期待されている20代後半のキャリアウーマンです。「以前は人前で話す時、多少あがることはあっても、声が震えるところまでいくことなんてなかったのに・・・」と、A子さんはとても戸惑っておられる様子でした。お話を聴いていくうちに、失敗してしまったとA子さんが感じているプレゼンテーションの時には、いつもとは違った点がいくつかあったことが判ってきました。


防衛本能があがりを引き起こす
 そのプレゼンテーションの直前に、A子さんの部署には他の部署から40歳前後の女性が異動してきました。そんなに話したことはないものの、何となくA子さんはその無愛想な女性のことが好きになれなかったそうです。そして、プレゼンテーションの最中、何故かその女性のことが気になってしまい、「失敗して、あの人にバカにされたくはない」という気持ちが起こり、徐々に身体が硬くなっていくのを感じたといいます。
 「あがり」という症状は、人前で何かをするという不安な状況に対する肉体的・精神的な防衛体制であると言われています。また、人は未知のものに対して、強く防衛本能を働かせる傾向があります。A子さんは、「つい最近同じ部署に異動してきた女性」という未知なるものの存在に強く防衛本能を働かせ、その結果いつもよりあがってしまった可能性が考えられました。さらにA子さんのお話をきいていくと、他にも思いあたることがあったと言います。

準備不足と体調不良
 いつもは十分な準備をして臨むというA子さんですが、その日に限って十分な準備が出来ていませんでした。また、歯科医に行かなければ・・・と思いながらもなかなか行けずにそのままになってしまっていた虫歯が痛み出し、そこから肩こりもひどくなってしまっていたそうです。
 準備不足は自信のなさを生み出します。自信がないと、「失敗したらどうしよう・・・」「笑われたらどうしよう・・・」という不安から防衛本能が働き、どうしてもあがりの状態に近づきやすくなってしまいます。また、体調の不良は、ちょっとしたあがりでも激しい動悸や呼吸の乱れに繋がりやすく、少しの緊張でも「自分は今とてもあがっているんだ」という自己暗示にかかりやすくなってしまいます。そのお話をA子さんにしたところ、「確かに、その日はいつもよりも何倍も心臓のドキドキがきこえてきましたし、途中から呼吸も思うようにコントロールできなくなってしまっていました」とのことでした。

「認知療法」とは
 お話を伺っていくうちに、その日のA子さんは、あがりの3大要素(精神的要因、技術的要因、肉体的要因)と言われている全てに該当していることが判りました。そして、A子さん本人がそのことに気付くまで、「いつまたあの“あがり”が襲ってくるか分からない」という恐怖心がA子さんに防衛本能を強く働かせ、その結果、そのプレゼンテーションの日以降、あがりの状態が続いてしまったことが考えられました。

 「今度のプレゼンテーションの時には、いくら忙しくても準備は万全にして、虫歯も出来るだけ早く治療しに行くようにします」とA子さん。また、その女性に関してよく考えてみると、A子さんが学生時代にバイトしていた時の苦手だった経理の女性とどことなく似ていて、無意識にその女性と重ね合わしていたことに気付いたと言います。「よく考えて見ると、昔苦手だった人にどことなく似ているというだけで苦手意識を持ってしまっていただけなのかもしれない・・・」とA子さん。「自分のあがり対策のためにも、その女性のこともっと自分から知ってみようと思います」と笑顔を見せたA子さんの表情は、とても穏やかで、面接室を訪れた時とはまるで別人のように感じられたのでした。


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2007 05/18 18:08:19 | たくさん売って貢献しよう! | Comment(0)
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