佐々木が登板、その瞬間場内では大騒ぎです。 局面は阿部のヒットで無死1塁。439試合目、最終登板の相手は清原。
初球はインコースのボール。清原はよく見送った。 清原は打席で涙を流していた。魂のストレートが決まった。 あと1球・・・ 落として空振り三振!伝家の宝刀フォークボールだった。 その瞬間清原は涙を流しながらダッグアウトへ。そして851個目の三振が宮城野の地に生まれた。
ベイスターズナインが佐々木をあたたかく出迎えてくれた。そして深深と観客にごあいさつ。いい対決でした。
LF解説大矢昭彦氏(元YB監督)は「男だね〜」とこの勝負を評していました。横須賀で投げた甲斐があったストレートとフォーク、90年代野球のスーパースターの最後の勇姿は華やかだった。まさに宮城の星、郷里で星屑となった佐々木主浩。わたしたちは忘れない、あの98年の勝利の瞬間、メジャー100セーブ、そしてこの宮城での最後の勇姿を…
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