さらに1週間経過で外伝まで読了の鮭家です。
最後まで有珠が可愛かったぜ…いやほんと有珠マジマイ天使。

ようやく、初回版特典「魔法使いの基礎音律」を読める…。

さて、そんなわけで今回もネタバレ気味に。

外伝ですが、ざっくりと読み進めて10時間弱くらい。
早い人ならもう少し早いでしょうか。

大体は各章の補完をする作品ですが、毛色の違うのが
2つほどあったのでそれらのお話でも。

まず1つ目、なぜなにプロイ。

これは、マイ天使であるところの有珠さんが、プロイとかについて
面白おかしく解説する外伝ですね。

どれくらい面白おかしくかというと、タイガー道場くらい？
具体的にはキャラデザがつくりものじ氏(多分)のあたり。

デフォルメキャラと吹出しと、それからやたらに動く背景で
非常に見せてくれる外伝でしたね。

有珠好きにとっては園児有珠だけでももう見る価値がありすぎる。


2つ目は、誰も寝たりしてもいいけど笑ってはならぬ。

タイトルからして、某バラエティ番組を想起させますが、
ところがどっこいミステリー。

なお主人公は九万梨金鹿ちゃんです。
この子が想像よりかなり可愛くてもう…！

ストーリー展開としては、これまたベタな感じなのですが、
オチがいつもどおりのきのこ節で、「そーきたかー」と
納得させられること請け合い。
犯人は、多分きのこの性格を知っていればすぐ思いつくかと。

ちなみに本作初の選択肢有ですし、ゲームブック的に楽しめました。
本気で推理というか思案しちまったですよ。


さて、これで本作品で読める文章はすべて一通り読んだわけですが、
結構謎というか、未説明なことが多いですね。

アリスの3大プロイの3つ目も未説明ですし、リデルさんについても
とっぴも無く現れてそして死んでいっただけでしたし…。
でも、Fateで言うところのルヴィアさん枠として活躍を期待。
ガシガシ立ち絵もあったし、色々動いてくれそうなキャラだし、
そもそも高飛車アイドル躁鬱気味可愛い。

そして九万梨の語る夏のイベントとか、バニー青子とか、
FD向けのネタもごろごろ転がってますし。

さて、とりあえずは一幕。

トータル35時間前後ですので、なんか普通に元取った感が
あります。よかったよかった。
…いや、この外伝はいよいよもって過去作知っている人でないと
厳しいので、初見オススメできない感は変わりませんがね。


きっと次回作もあることでしょうし、そちらにもさらに期待しつつ
本作についてはこれまで、ということで。


基礎音律読みながらこまごま。

・2話以降あるんですな。これはもう期待せざるを得ない。
　やっぱり年明け〜夏にかけてがメインなんだろうか。
・りっかさんの「コハッキー系活躍に期待」に吹く。
　外伝の飛びっぷりはたしかにそっち系ですわなー。