気ままに気の向くままに

2005年 10月 の記事 (1件)

アメリカを旅行した時のことです。
ボストンでフリーダムトレイルを歩きました。

フリーダムトレイルはボストンコモンからバンカーヒルまでの2.5?の歴史と観光の道です。イギリスからの独立運動の中心となったボストンの歴史的遺産が保存されており、16スポットあります。その道は赤いペンキか煉瓦で表示されています。

旅男さんと私ですが、全部歩きました。
そのスポットの幾個所かをご案内します。



最初の写真はボストンコモンにあるビジターズインフォメーションです。
ここはボストンの中心地にある公園でこの赤い線からスタートし、先ず、公園の中を歩きます。
順に、 <マサチュセッツ州々会議事堂>  <グラナリー墓地  ― サミュエル・アダムス州知事、独立戦争に一生を捧げたジョン・ハンコックとポールリビアのお墓があります> 



 <オールドノースチャーチ ーボストンで最も古い教会。英国国教徒により建てられた>  <コンスティテューション号と船内 −世界最古の戦闘艦> 

 

そして最後のスポット、<バンカーヒル記念塔と英雄ポール・リビア像 −独立戦争のモニュメント。 ここでバンカーヒルの戦いがあった>


私の記憶に焼きついているのはコンスティテューション号です。世界最古の戦闘艦だそうで船内には沢山の大砲が置かれています。
中に入れますので早速乗船しました。船底に行く階段があり、降り口のロープが外してありましたので、これは入って良いという事と判断し、階段を降りたところ、突然地の底から突きつけられたような恐ろしい低音で、「サー」と。
今まで聞いたことも無いような凄まじい声でした。

私は全く関係無いと思い無視しましたが、旅男さんが何やら怒られています。個人が勝手に階段を降りてはいけなく、団体行動のみで許されていたのです。ツインタワービル同時テロの翌年でしたからアメリカはピリピリしていたのでしょうね。

それにしても怖い声でした。私達は謝り、甲板へ出ましたが、彼は我々から目を離しません。その鋭い眼光にゾッとします。目つきまで映画の世界でしか見たことの無い威圧的な眼差しです。
生きた心地のしない私達は早々に下船しました。

それにしてもあの声と目つき、凡人にはありえません。
旅男さんは海兵隊の人だろうと。
軍隊の凄味を知ったように思いました。


ボストン美術館を訪ねました。
余りにも大きく展示品も豊富、にもかかわらず入館者が少なかったのが以外でした。
日本の展示室も浮世絵や江戸時代の煙草ケースのストライプまであり豊富でした。


モネの「日本衣装の女」、かつて日本ブームが、彼らが東洋の神秘に憧れた時があった事を感じさせてくれ、これは嬉しいと写真に撮ってきました。因みにモデルは最初の妻、カミーラで、彼女は病気で亡くなったそうです。
2005 10/10 17:58:38 | アメリカ | Comment(0)
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