あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2005年 11月 01日 の記事 (1件)
下條温泉郷を出ましたら、国道152号線に出て左折れし、トンネルを抜けて少し下りますと3差路がありますので、左折し道なりに降りていきますと天竜川に出ます。橋を渡りまた左折し下っていきますとJR飯田線の唐笠と言う駅の上に出ます。小さな駐車場がありますので、ここに車を止めて、徒歩で27番の半崎亭というお店があり小休憩されても良いと思います。この下が天竜川ですがほとんど流れがありません。これは泰阜ダムといってダム湖になっているためです。ここで良いのは、上流の天竜峡港から船が着くたびに、市丸姉さんが歌った天龍峡小唄や、民謡などを拡声器を通じてですが峡谷に響かせて聞くことができることです。時間がある場合は、車をここに置き、電車で天竜峡まで行き、ライン下りをお楽しみ頂くと、私がカヌーで下ってきた時には水鳥の赤ちゃんが近寄ってきて可愛かったり、途中に屋台舟が浮かんでいて、お金があればそこで飲み物を買うことができたり、人が近寄れない渓谷で風の音と木の葉が風に吹かれてざわめく音、天を見れば澄み切った青空、まるで別天地にいるような気分です。日々の喧騒の中で時にはこういった自然の中に身を置くのも大事だと思わずにいられませんでした。
|
|