あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2006年 05月 18日 の記事 (1件)
 写真のように雨に当らない位置に石像があり今でもどなたかがお参りをしています。関氏が滅亡してから450年以上たつわけですから、こういった信仰の力というか、怨念と言うか上手な言葉で表せませんが侮ってはいけないなあと思いました。関市と下條氏が争い関氏の領土を奪った下條氏にしても関氏が建てた新野のお寺、瑞光院を大事にし人心が離れるのを防いだとのことです。また第二次世界大戦の後、日本を占領した占領軍は、民衆が蜂起するのを恐れて、戦争の第一責任者である天皇制を根こそぎにするのでなく温存したとの話しも聞いたこともあります。イラク戦争でのアメリカは、そういう過去のことを忘れたのか一挙にアメリカナイズさせようとして失敗したと言う話しも新聞で読みました。こういった古い史跡を見ますとなるほどなあと言う気がします。歴史を学ばなければ大きな失敗をするという教えは正しいのだと思わずにはいられませんでした。そういう意味では、今回この地方の歴史に日を当てるのも価値が有るかなと思いました。
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