あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2006年 06月 13日 の記事 (1件)
阿南町は高齢化率が高いと、役場の方が言っていましたが、ウィークデイに行って見ますと、実際作業をしている人たちは比較的お年寄りの人が多いです。この先祖伝来の美田を残すことが、国土を守るために大事だと言う話はよく言われるのですが、 高齢化した人たちだけで守るのには限度があります。若い人がいる家庭は良いにしても、飯田市のリンゴの産地でももう手が付けられないと放置されたりんご園が数多くあります。作業中に出会ったお爺さんは、やることが無いのでやっているが後何年できるか分からないよと言っていました。お米の場合は取れすぎたからと言って捨てることは無いでしょうが、果物の場合は保存期間に限度があるので埋めてしまうこともあるそうで若者が馬鹿らしくなって農業を継ぎたがらないともいっていました。前にも書きましたが20年後の食糧事情がどうなるか、「賢者は最悪を想定して楽観的に行動する」という言葉の通り国民的課題として農業問題を捉えないと大変なことになる可能性があります。 かざこしサイト ブログ版一部更新しました。
|
|