あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2006年 08月 26日 の記事 (1件)
写真は太平洋に流れ出す天竜川河口です。 一昨日は国道152号線沿いの観光情況を見るのが目的だったので、自宅を6時頃出て、天竜川を越え、三遠南信道矢筈トンネルをくぐり、国道152号線に出て飯田市南信濃、武田信玄が越えたと言う兵越(ひょうごし)峠を8時前(8時から工事のため通行止めになるとのことで)に越えて兵越峠を無事通過。この先は始めての道で、草木トンネル、水窪(みさくぼ)で持っていったパンで朝食。歴史資料館にいったら、土日祝日以外は休館とありがっくりしましたが、事前に歴史資料館のことは調べてないので失敗した。その後武田軍が使ったと言う高根城址を見て一路152号線を南下。素晴らしい渓谷で、紅葉のシーズンにもう一度着てみる必要があるなと思うほどでした。南信州よりもっと秘境的な感じがして、秘境という点で南信州を宣伝しても負けるかもしれないと思いました(アルプスは別ですが)。 いくら走っても、なかなか海に出ません。どうしようかと妻と顔を見合わせましたが、ここまで来たらせっかくだから海まで行こうという事で昼食抜きで車を進め、2時頃ようやく到着。私達のように海と縁のない地方の人間には、海はあこがれです。子供が小さく私たちも若かった頃は毎年海に行きましたが、子供が大きくなってからは1ほとんど海にいってないような気がします。 人を呼ぶにはこれが必要だと思いました。時間とお金を掛けても行ってみたいというものがあるか。そういう点では、南信濃の龍淵寺さんのナチlュラルミネラルウォータは良いと思いました。九州などからも来るそうで3週間ほどで250名を越える記帳者の方々がいたとのことです(龍淵寺・青龍寺だよりNo.436号より)。それと歴史的旧所名跡が道中にありますと、非常に興味を引いてくれると思います。水窪町の高根城址には大鹿村、浪合村に関係する尹良親王のことが書いてあり、伝説が南アルプス、中央アルプスを越えた広がりを見せており、甲府の一武将だった武田信玄がこんな所まで勢力を伸ばし、天下を狙ったのかとか、力だけで地方の豪族を抑えて展開を計ったやり方では、一有能な信玄が亡くなれば、体制維持は困難になり滅びてしまうとか、太平洋戦争で南の島々に兵隊を送って最後は玉砕の道を辿った太平洋戦争のやり方と同じだなとかいろんなことが思い出され勉強になりました。 龍淵寺寺だよりは、無宗教者の私でも勉強になることが多く、関心のある方は下記ページよりお申し込みいただけますのでご紹介します。 ミネラルウォータ 龍淵寺
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