あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2007年 03月 30日 の記事 (1件)


長野県下伊那郡高森町のひな祭りのご紹介を、3月27日にしましたが、正式には明日まで、解体作業は4月1日に行なうそうです。前のご紹介では同時開催されている、東京木目込み人形展のことについて触れなかったので今日もう一回お知らせします。

木目込み人形と言う言葉自体全く知らなかったのですが、インターネットや広辞苑にも載っている言葉で、こういう人形を売っているお店もあることから愛好者の方々も多いのではないかと思い、今日のブログタイトルは「東京木目込み人形」という言葉にして見ました。

木目込み人形に興味のある方もぜひ高森民族歴史資料館においで下さい。詳しくは、下記ページご覧下さい。
SeeSaaブログ
夢のような高森町のおひな様祭り

3月27日のブログでは、この地域の名刹「瑠璃時」のご紹介をしていませんでしたが、住職のブログを見ますとそろそろ咲き出したとのことです。位置的には、高森町歴史民族資料館から近くで、また、蘭ミュージアム・高森に行く途中ともなりますので、地図や近くにいた人のお聞きしながら行けば大丈夫と思います。
瑠璃寺ホームページ

早朝に高森町に着いてしまった時は、蘭ミュージアム、民族資料館ともに9:00からですから先に瑠璃時をご覧下さい。

また、高森町のお隣の飯田市では、3月25日より、NHKの三国志で使われた人形を展示した、川本喜八郎人形美術館がオープンしていますので、時間が許す方はご覧になると良いと思います。
川本喜八郎人形美術館ホームページ

更に時間があるという方は、飯田市内に、竹田扇之助国際糸繰り人形館と言うのがあり、こちらもご覧になると楽しいと思います。ここの桜も逸品ですので桜も堪能していただけることは間違いないと思います。
竹田扇之助国際糸繰り人形館ホームページ

高森町、飯田市、下條村、阿智村、清内路村、売木村、平谷村、根羽村、それに南信濃、上村、大鹿村、阿南町、天龍村は人形劇、歌舞伎、浄瑠璃、お祭りが今でも大事にされ上演または執り行われている日本の歴史と伝統の宝庫と言っても過言でない所なのです。

美しい日本と言うならこういう歴史と文化を継承している地方を大事に残す施策が取られるべきだと思うのですが、なんだかんだ言いながら地方を衰退させています。2年間このブログを書くためにこの地方を回っていて、農協、郵便局の金融部門の撤去は目に余る物があり、荒廃した農地は増え、この前図書館で見た地方交付税一覧では、ほとんどの自治体の交付税は減らされ、ますます地方は衰退を余儀なくされています。人間は何のために働くのか真剣に考えないととんでもない方向に行ってしまうような気がします。

こういった状況の中で、多くの皆様に地方に来ていただき、地方を存続させる意義を認めていただければ、また動きも変わってくる可能性が高まると思います。更に続けてこの地方をご紹介しますので、これはといった所がありましたらぜひお越しくだされば幸いです。




2007 03/30 07:51:27 | none | Comment(0)
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