あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2007年 04月 22日 の記事 (1件)
何も子供の教育は、横川郷まで来なければできないという話ではないのですが、私の経験では、忙しいお父さんやお母さんは子供たちと一緒にお風呂に入るということが少ないと思います。早期定年退職して、温泉だらけの南信州を回って見て強く思いましたのは、お風呂に入る時子供たちは前も後ろも洗わずお風呂に飛び込むのです。そして出る時は、タオルでふき取ることもせず飛び出していくのです。一緒に入ったお父さんがどうして前と後ろを洗わないんだとか、体を拭いて出ないんだとか叱っているのですが、子供たちはどうしてと聞き返しています。ようするに子供たちに普段教えてないというか教えている時間が無かったのだと思います。 見ていますと。子供たちはお父さんとお風呂に入るということはほとんど無いので、ものすごく喜んでいて素直に聞いていました。サラリーマンなら新人で入った時から仕事や職場の旅行で先輩や上司と一緒にお風呂に入る機会が多々あり、それまでそういった躾をされていなくてもできるようになるのですが小さな子供は家庭で教えなければできません。 家庭や郷土を愛することを法律で強制しようとしていますが、狙いが本当に子供や家庭をしっかりしたものにしようとするなら、お父さんやお母さんと子供たちが一緒にいられる時間を確保してやら無かったらできることではないと思います。 そうは言いましても、日本の行く先をリードする政治家や官僚、経済界は先見の目がなく未だに失われた10年を取り戻すことが出来ず、働く者の低賃金(それも偽装請負という卑劣な手まで使って)と、未だに拡大している国債に頼って何とか体裁を保っているような状況では、とても時間を確保してくれそうに無いので、子供たちの家庭教育は、自分達で考えないとだめです。これから大型連休もありますので、皆様自体の休養と、子供の躾の両方を狙いぜひ横川の郷でのんびりされることをお薦めする次第です。 なお、写真の炭は、昨日の写真に合成で載せ忘れてしまいましたので、今日の写真とは関係無いのですが載せました。囲炉裏で火を焚き、炭をおこすということは意外とできないのです。以前長野県キャンプリーダー研修に行った時は小学生ではほとんどできませんでした。我家の息子も大学生の時はできませんでした。こんなこともこう言う所でお父さんが教えてあげておけば、子供さんたちは学校でもリーダーになれて楽しい学校生活を送ることができる一つの手段になるかもしれません。
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