あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2007年 06月 24日 の記事 (1件)


児童虐待件数が全国的にどうなっているか知りたいと思い、調べたところ、厚生労働省のデータがあり、平成7年までは5,000件以下/年で推移していたものが、約7倍くらいに増えています。これはデータだけで分析はなされていません。
厚生労働省、児童相談所における児童虐待相談件数

原因分析資料が無いか調べていたところ、下記のような資料が見つかりました。
それによると、世界的な傾向としては、薬物・アルコール依存,家庭内暴力,家族構成の3要因に関する調査研究を検討し,・・・・・それらに「貧困」と「ストレス」が重なった場合に児童虐待の危険性がいっそう高まるとして,・・・・貧困]との強い相関関係を指摘している.と分析しています。詳細は下記飼料をお読み下さい。

この資料の中で、虐待にあっている子供の数は約15人に1人ということで、全くの他人事では済まされない問題なのです。

法制大学大学院教授 星野信也氏による
ユニセフ資料にみる児童虐待と児童の貧困

その他いろいろの資料を読んだのですが、虐待を加えている親も社会の弱者、被害者である場合が多く、事は簡単ではないようです。こんな状況下で、教育にお金を掛けないで戦後レジウムからの脱却などと粋がって事態をさらに悪化させる方向に熱を上げていて良いものかと心配になります。
2007 06/24 07:44:34 | none | Comment(0)
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