あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2007年 09月 30日 の記事 (1件)
最近安部前首相が退陣してから、拉致問題に対するご意見が増えてきた感じがしているのですが、素朴な疑問が前からあったので、この際皆様に質問させていただきます。
私はもうじき61歳になるところですが、86歳の母から以前聞いたところでは、太平洋戦争の前後では、日本は相当ひどいことを朝鮮の人達にしたそうで、日本人が拉致問題で20人とか30人拉致されたと言っているが、戦時中の強制連行ではそんな人数ではなく(何人という数字は教えてくれませんでした)、相当多くの朝鮮の人たちを連れて来て、土木工事などに使ったとのことで、死んでいった人もたくさんいたそうです。
実際、私の住んでいる長野県の天龍村と言う所に、平岡ダムというのがありまして、そこには亡くなられた朝鮮の人たちを供養する碑が祀られています。また、天龍村村史の中でも村長の言葉として、悲惨な歴史が当村の中にあったというようなことが書かれています。村民の中には当時朝鮮人を使う役目の人がいて戦後東京に呼び出され拘束され、奥さんが東京まで会いに行って悲しい思い出が書かれており、私が生まれて何も知らずにすくすくと大きくしてもらったころ、こういう悲しい思いをして人もいるのだなあと読んだものです。
法律的な解釈の問題はあると思うのですが、朝鮮の人たちの国民的感情としては血肉を分けた親子、親戚縁者を日本に連れて行かれた恨みは相当なものであると思います。強制連行は戦時中の問題で、日本人拉致は戦後の問題だからと割り切って考えられないというのも分かる気がします。
そう言う事があるので、日本の政府も相手国の国民感情を無視できないのでかなり下でに出ているのかなと思ったりしているのですが、この問題に詳しい人たちのご意見を頂ければ幸いです。
昨日ヤフーのブログを書いて投稿したら、どういうわけか判らないのですが「こんな記事もあります」欄に朝鮮問題の記事がいっぱい出てきましたので思い切って書いて見ました。よろしくお願いします。
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