昨日日本のアメリカ輸出の安全性は世界でワースト5であることを書きましたが、国内での問題はどうかと調べて見ました。手当たり次第に検索していきますので、順不同です。まああるはあるはでアメリカでワースト5位と言うのも当たり前だと実感した次第です。
ウィッキペディア
2000年に発生した
雪印集団食中毒事件、2001年10月
雪印牛肉偽装事件(ゆきじるしぎゅうにくぎそうじけん)、2006年10月と11月の計8回にわたって「不二家」消費期限が切れた牛乳を使用による期限切れ原料の使用
シティーウェブニュース
宮崎産ウナギ、鹿
児島産豚肉、
名古屋コーチン、
ヤフーニュース
6月の
ミートホープの事件以降、
石屋製菓(北海道)の「白い恋人」の賞味期限改竄(かいざん)、
赤福(三重)による製造日改竄、静岡県の
台湾産うなぎ偽装事件、京都府の
水煮竹の子不正表示、津市の「
平治煎餅(せんべい)」賞味期限付け替え再販売、食品加工会社「
比内鶏」、「
御福餅本家」(三重県伊勢市)が商品の製造年月日を偽って表示・販売、中国産
タマネギが淡路島産として偽装、「
船場吉兆」による賞味・消費期限切れ商品の販売、
宮崎県産のブロイラーを「地鶏」と誤って商品表示、丸亀市学校給食会に
オーストラリア産牛肉が国産と偽って納入されていた
、「ミスタードーナツ」を運営するダスキン(大阪府吹田市)は31日、期間限定で販売、
鹿児島漬物」(霧島市隼人町住吉、末吉純孝社長)が中国産大根を使った漬物を「鹿児島産」と偽装。
まだまだいっぱいあるのですが、とても全部を見切れません。
これでは、昨日の日本の品質レベルは、悪い方から堂々世界第5位と言うのも無理からぬ話だと思いました。
問題は何故こんなになってしまったのかと言うことですが、信毎によりますと、ミートホープの場合は、5年も前に告発があったにもかかわらず行政の対応が手ぬるく発見できなかった。農水省にも昨年2月情報提供があったがこれも生かされなかった。20年も30年もこういうことが放置されてきたと言うことは監督官庁が税金で食わせてもらっているのにその職責を果たしていなかったと言うことです。ヤフーニュースによりますと赤福でも2回ほど情報提供があったものの、保健所が発見できなかったとの事。
もう一つ問題は、多くの偽装発覚は内部告発が元になっているようですが、内部告発すると会社内、地域で干されてしまうという実態がありなかなか勇気のいることだそうです。雪印食品の場合は、取引先の社長だったのですが、この結果得意先から次々と取引を停止され休業を余儀なくされた。赤福の場合は、社内でこれは問題だと上訴した社員がいたたまれなくなったのか辞めてしまった。(会社が首にしたかどうかは回答が無いとの事)
長い間会社員だった経験をお持ちの方なら、会社の灰色、黒色の部分を知っておいでの方が多いと思いますので下記記事が参考になると思います。
偽装を知ってしまったらどうするあるブローガーさんが体系的にまとめていたようですがあまりも多すぎて嘆いていられました。今後も頑張って下さい。
食品偽装一覧厚生労働省という組織は全くどうにもならない組織のような気がします。ここで情報収集訓練された自衛隊の情報部門を使い、せめてアメリカでワースト5には入らない程度の輸出国日本の構築、偽装は許さないぐらいの食品会社の監視。
それに工業製品でも偽装があるようですので、輸出国日本としてはこれらの品質確保、偽装無しの体質への転換を図ることは、海外に派兵して、罪も無い多くの庶民を殺すことに手を貸すよりはるかに効果があることだと思います。