あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2007年 12月 02日 の記事 (1件)


圧倒的に伊那市のほうが広くまだまだいくらでも工場を建てる余裕があります。飯田市は、主たるところが丘陵地に街ができてもういっぱいです。一段降りた天竜川沿いの平坦地はまだまだ工場を建てる余裕はありますが、伊那市に比べたら何分の一かです。

昔、長男がまだ高校生だった頃、友人と伊那市まで出来たての広域農道をサイクリングで遊びに行ってびっくりしたのはその広さでした。それまでは伊那市を通る道は国道153号線でしたので上の段は見ることもなく広さに気がつかなかったのです。

家に帰ってきて、伊那市はこれからまだまだ発展するなあと言って興奮して話してくれましたがそのくらい広いのです。

上の段ではまだまだ農地の中に、大きな森があり、「かんてんぱぱ」で有名な伊那食品工業をはじめとしたいくつもの工場がその森を切り開き、自然にマッチした工場と言うことをウリにして展開しました。

飯田市が伊那市にかなわない理由の一つにこの面積の違いをあげる人もいます。数字上の比較がまだ出来ないのではっきりしたことは言えないのですが、定性的に見ますと面積では確かに伊那市は勝っていると思います。

また、この立地条件とあわせて中央道も関係あるかもしれません。東京から駒ヶ根までは飯田までより早く開通して、流通面でも有利でした。

けれども、今後のことを考えますと、一般的な生産物は、ブリックス、ビスタの発展で日本では生産されなくなってきていますので、知識や知恵の集約された工業製品を作るとなりますと飯田でも十分可能性はあると思います。それをどうするかが飯田市にとって今後の課題になると思います。

2007 12/02 07:29:36 | none | Comment(0)
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