あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2007年 12月 20日 の記事 (1件)


先ごろ、飯田市環境協議会主催の「バイオジーゼル燃料(BDF)を知る研修会にいってきました。この時のことをブログに書こうと思って、資料を袋に入れて何処かにしまっておいたのですが、昨日そろそろ年末だし部屋を整理しなければと思い片付けていたところ出てきましたので、忘れないうちにと思いご紹介します。

不勉強でバイオジーゼルとバイオエタノールの違いもこの勉強会に出るまで知りませんでした。バイオジーゼルとは、食用油の使い終わったものをジーゼルエンジン用の油に加工したもので、バイオエタノールとは、もろこしや、食物の繊維などからアルコールを作りガソリンエンジンに使うものということです。

この勉強会でお聞きした話では、バイオジーゼル燃料を使うとき、軽油と混ぜて使うと、1リットル当たり32.1円の軽油引取税が課税されるとの事。混ぜないで100%バイオ燃料を使うと課税は0円とのことでした。そのため、税金を考慮すると、バイオ燃料の経済的効果が今のところ少ない。地球に優しい燃料と言うことで価値があるとのお話。今後軽油がどんどん上がってくれば採算ラインに乗るだろうとのことでしたが、何故かおかしいという気持ちになりました。

それと、勉強会には地元の中小企業の社長さん方もたくさん来ていましたが、採算に合いそうも無いならちょっと考えないととか、飯田市が必ず引き取ってくれて、飯田市の公用車に使ってくれるのなら、儲けは出なくてもいいのだがとか、市の担当者がころころ変わるので、前の担当者はこう言っていたがと掛け合って、呼んでくれと言っても、もう部署が違いますのでだめですとかと言う話しになってしまいこの話は考えものだといっていました。

こんなことでもなかなか難しいものです。
2007 12/20 11:06:20 | none | Comment(0)
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