あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 01月 01日 の記事 (1件)
昨年中は、私のつたないブログにたくさんの方からアクセスを頂きましてありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
昨年は、寂れ行く天竜峡や南信州の農山村のご紹介の中で、各地では様々な活性化への手立てを打っていますが、やはり根本的には、政治を巻き込んだ対策が不可欠だと言う思いになり、政治問題も取り上げる事にしましたが、ますますその思いが強くなってきました。
寂れ行く天竜峡に関して言いますと、天竜峡ばかりでなく日本の観光地全体に関しても同じことが言えますが、やはり、経済的に安定していないと、観光できる人が少なくなってきて各地での取り合いということになりますので、経済的格差をなくして、日本の富を全体で享受できるような仕組を作らないと、旅どころではなくなってしまうのではないかということ。
それに、いろいろのイベントはあるのですが、外部に対して情報を提供していないので、多くの人が各地で何をしようとしているのかわからず、自分の関心のあることでも知らないままになってしまっていることが多いのではないかと思うのです。京都や奈良、東京その他でも歴史的な遺産、景観などの資産がある所はまだ良いのですが、ありきたりの観光地では、全国的な宣伝を新聞やラジオテレビが取り上げてくれたら良いのですがそうでなければ寂しい限りです。
農山村に関して言いますと、歴代政府の取ってきた政策が、国内の農山村からの産物より輸入品に頼る方向での政策であったために疲弊してしまった。そういう面では、今後、地球温暖化対策の一環で、バイオエネルギー増産に伴って、穀物の海外からの輸入が一層困難になったり、外国の山から無尽蔵に切り出していた木材の輸入に制限がかかってくることと思いますので、必然的に国内の生産に力を入れざるを得なくなり、かってほどでは無くても農山村に目が向いてくることとは思います。しかし、もっと積極的に日本の農山地を有効に使うためには、今年は洞爺湖サミットもあり、国策として自衛隊員を使って、荒廃した山林と、農地でバイオエネルギーの元となる資源の生産に取り組む方向を示し、世界に先駆けて、大切な食料となる穀物を使わずバイオエタノールを作る技術を開発し、農山村で使うバイオエタノールくらいは農山村の人達が自前で作れるぐらいにして、都会に出ているこども達も土日には故郷に帰り自分たちの使う分ぐらいは応援して作ると言う状況作り。
そして世界中の荒れ果てた砂漠や、広大な砂漠化していく土地のでも、エネルギーとなる植物の育成技術を確立し、太平洋戦争の時は占領しようとして戦争になったのですが、今度は土地を借りて、その国の人たちとバイオエタノールの生産を大々的にすると言うぐらいのことを考えれば、日本に武器が無くても、平和的に共存できる可能性が今より一層高まるものと思います。自衛隊の人たちもこういう方向で日本の安全のために働くほうが人殺しの練習などと言われるよりかはるかにやりがいがあると思います。
また政治の問題では、1月に大阪府知事選があり、自民党公明党が新テロ特別措置法を衆議院で再決議し押し通そうとしていますので、もめて衆議院選挙も近いうちにあるかもしれません。政治的にも今年は大転換が起こりうる情勢ですので、少しでも力になって行きたいと思います。
今年3月には、三遠南信道が、中央自動車道から、天竜峡インターチェンジまで開通。リニアモーターによる中央新幹線がいよいよ計画段階に入り、南アルプスを掘りぬきトンネルで天竜峡あたりに途中駅を作ると言うことですので飯田も燃えてくることと思います。
今年は、天竜峡や南信州のご紹介の中でこういったことも織り交ぜてブログの更新をしようと思います。また多くの方のご投稿をお願いします。今年もよろしくお願いします。
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