あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 02月 04日 の記事 (1件)
昨日南信州で、数ヶ所をまとめてコースにしたらと言う一案を書きましたが、この機会に、約3年間ブログを書いてきて、是非こう言うところも取り上げたほうが良いと思った所を書き残しておきます。
先ず浜松方面から来ていただく場合、高根城址、ここのご紹介の時は、アクセス数がドンと上がり、水窪町に皆さんの関心が高いのかと思いましたら、水窪町に入ってまた元に戻り、地元の先生にお聞きしたところ、高根城址は価値があり有名だとのお話をお聞きしました。
次は水窪郷土資料館、私が行った時は最初お休みで、日曜日に行き直したのですが、写真撮影禁止で浜松市教育委員会に文句を言ったのですが、今はウィークデイも開館していて、写真をとっても良いそうです。郷土を愛せと言いながら、郷土の歴史の詰まった資料館をいつでも見れるようにしておかないと言うのはおかしいと思ったからです。
この町のお祭りにも行って来たのですが、普段の静けさとは全く違い賑やかでした。この町には、遠山郷、上村出身の人が多く、飯田から来たと言いますと親切な対応をしていただけました。
長野県には兵越し峠か、大津峠経由天龍村の2コースを通りましたがどちらの道も気持ちよいコースでした。兵越し峠の場合は峠から降りてきたとき、右側に南北朝時代の天皇が一時いたと言う社が残っていますので、ここも見どころお一つだと思います。
南信濃に下りてきますと、かぐらの湯、ここは10回以上行きましたがしょっぱい温泉でゆったりできます。
すぐそばに、日本一のミネラル豊富な龍淵寺の観音霊水があり、ここを紹介した時は、8万6千アクセスと私としては今までに最高のアクセスをいただきました。
それから少し上村方向に来ますと、木沢小学校、川の中に太古の檜が立っていたり、上村に来ますと、旧152号線沿いでは、伝承館と賑やかだった頃を思い出させる町並み。
下栗方向に上って行きますと日本のチロル、耕して天に至ると言う下栗全体を見れる写真撮影スポット、アルプスが迫って見えるしらびそ高原。
そのほか信玄滝、南信濃には、吊橋が多く吊橋めぐりだけでもスリル満点です。また、石仏も多く、これを見て回るだけでも1日はかかるのではないでしょうか。
これからは、団塊の世代の人がのんびり自分の趣味を満足させようと大型観光地ばかりでなく、ひっそりとした観光地を歩くと思いますので、これらの財産を生かさない手は無いと思います。
ランチェスター戦略では、弱小観光地であっても、小さい範囲で差別化して売り出すと言うのが原則としていますので、やりようによっては、活力の元になると思います。大観光地であれば、1日に数万人の人に来てもらわねばと言うことでも、小さな村々では、1日に数千人来てくれただけでも大騒ぎになりますから、こう言う方向で南信州にある数百ヶ所もある、おらが村の小観光施設にスポットをあて、全体として年間100万人とか200万人とかを狙えば良いと思うのです。100万人でも、1人2万円の平均客単価なら200億円です。話半分で、50万人で、平均客単価1万円としても、50億円。これができれば南信州も上伊那郡に追いつけれるわけです。どうも南信州、下伊那郡の場合、立地条件も悪く、また、企業を生み出すことにも不慣れと言うことですし、昔からある財産の有効利用を考えた方が投資資金も少なくて済み現実的かなと思うものです。いかがでしょうか。
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