あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 02月 05日 の記事 (1件)
信州の名物と言えば、水の清らかさです。その中でも、ここの水は村一番と言う清水はあちらこちらにあります。
例の遠山郷の龍淵寺観音霊水は、一躍有名になり、北は岩手、南は九州等からやくやく汲みに来るそうで、飯田市の猿庫の泉も大阪などから主婦がお友達とドライブと食事を楽しみながら汲みに来ています。
また、阿智村でも定年退職後のご夫婦が水を探して来ていて、ドライブインで食事をしていましたら、どこかにいい水はないでしょうかとのこと。
阿南町でも遠方から水を汲みに来ています。清内路村の一番清水は近年お客様が多くなってきたので駐車場を整備して安全に水汲みが出来るようにしました。
大鹿村でもしかりです。
飯島町ではやくやく南アルプスからパイプで町のキャンプ場まで水を引き、キャンプに使ったり持ち帰りができるようにしているほどです。
その他、南アルプスや、中央アルプスから湧き出る清水はそこら中にあるのですが、遠方より来た方々にはどこにあるのか判らない人が多く、聞かれてご説明するのですがなかなか上手くご説明できません。名水マップでも作って、持ち歩き聞かれたらそれを配ろうかと思ったほどです。
こんな状況ですから、おらが村名水ツアーと銘打ち、1日で各市町村の名水を駆け巡れば、次回からはお客様が好みのお水をどうぞと言うことでリピーターできていただくようにしたらどうでしょうか。お水はただでも、来て頂ければ、回りや道中のお食事処、お土産屋さん、お祭りのスケジュールなども掲示しておけば、お祭を見に来ていただけるかもしれません。
何より良いのは、お水は消費する物ですから、気に入ったお水であれば間違いなくリピーターで来て頂けます。駒ヶ根市で実際あった話ですが、駒ケ岳が好きで、駒ヶ岳を毎日見ていたいと移住した人のお話をお聞きしたことがあるのですが、お水にしても月に何回も汲みに行くのは大変だから、いっそ移住してしまおうかと言う人だっているのではないかと思います。
ともかく人がいない事にはどうにもなりませんから、あらゆる手段を使って人を寄せ集めることを検討すべきだと思います。以前ご紹介しましたが、大町市の計算では60歳のご夫婦に来ていただければ、7千万円の消費と、九百万円の税収に繋がるとの事。
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