あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 02月 18日 の記事 (1件)
いくら検討しても、実際どう言うものか判らないで議論してもなかなか進展しないものだと思いますので、飯田ゆめみらいICTカレッジに幹部の教育を委託し、幹部の皆さんがブログを作ってみてブログの実感を得ていただく。
私が会社を退職し、職業訓練で一緒だった、元金融機関幹部、社長だった人はその時はパソコンの経験がなく、部下がパソコンの前で考え事をしているとあいつは遊んでいるのではないかと疑ったものだと言っていました。職業訓練で初めてパソコンの操作をして、パソコンやインターネットの素晴らしさに気づき、早速自宅にパソコンを買い込み使い始めました。
幹部がそういう状況ではことが進みません。戦略目標として、南信州のパソコン所有者全員のご協力を得ようと言うことですから、影響力の大きい幹部が自分でインターネットを使いその素晴らしさを実感していないでは到底多くの方々にご協力を呼びかける先頭に立っていただくことはできないと思います。
部下にやらせると言っても、幹部が冷ややかな眼で見ていると言うような場合には、部下は積極的に動きません。上司に評価されないようなことは誰も積極的にやるものではないからです。現役の時教わった話では、部下は社長が考える以上のことは考えないものだという事で、協力工場の人達に話をしていました。
高齢な幹部の場合、笑い話ではなく、幹部に昇進していく過程で忙しく、自分で勉強している時間が取れず、文書も手書きで書きそれを部下に打たせて済ませてしまうといった人も多いと思います。
経営上の実害もあった場合もあります。忙しく世界を飛び回っているお客様との連絡が、メール以外で取れないのに支配人さん以下誰もメールを打つことができないので、私に依頼が来てメールを打ったのですが時遅しでキャンセルになってしまったことがありました。
そういう高齢幹部がいた場合、とても指揮を取ると言うことは出来ないわけで悪影響は計り知れません。
大手民間会社ならそういうことは分かっていますので、社員一人ひとりにパソコンを用意して仕事をさせていますし、教育も十分にしています。
しかしながら、今の飯田市の場合、FAXが中心で、とても職員全員がパソコンとインターネットを使いこなすと言うところまで行っていないと思います。
市民の税金を使ってやるわけですから、もったいないと言う気もしますが、行政幹部が先頭に立てないようではどうしようも無いので、これはしっかりやっていただきたいと思います。
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