あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 02月 26日 の記事 (1件)
良きに付けても悪きに付けても、日本には序列と言うものが存在していますので、これは無視しない方が無難です。
例えば宴席で座る位置は今でも厳然としています。私の経験では、3ヶ月近くの合宿の後の宴席で、始まる近くで主賓が座る位置に若い者が座って、トイレに行っている間に主賓が来てすでに誰かが座った跡があったのでもの凄く怒って誰が座ったんだと言う事になったのです。誰かがとりなしてなんとか済みましたが、それ以降私は席順と言うのは重要なことなのだと知りました。
今でもタクシーや、エレベーターに乗る際の順序、位置、応接室の中での席順、部屋に入る際の順序を本で教えている状況です。
ですから、昔ほどではないにしても序列と言うことは頭の中のどこかに眠っているはずです。
会社でライン編成をする際に、本家の奥様を途中に配してはいけないと言う本を読みました。最終検査工程に下位の家の嫁さんを配した場合、もし嫁さんが不良を発見しても、原因工程が本家の奥さんだったら指摘できないと言うわけです。
そんなことをしたら、村八分になってしまう。それで不良が市場に流出してしまうと言うわけです。
情報技術の勉強にしても同じことが言えるわけで、本家の奥様が先に受講できるぐらいの配慮が必要です。しかしながら建前は皆平等ですから、前にも書きましたように地域の状況を良く知ったボスである議員さん自治会の長の人達がなどが裏方で計画を立てることが重要になってくるわけです。
日本人は、ご老人に対しては敬老の念が高いので、ご老人から優先と言うことならいざこざは起こりにくいと思います。それに70歳80歳、90歳のお年寄りが出来たと言うことになりますとその影響はとても大きく、私の経験でも78歳の母がはじめてパソコンに接しメールができるくらいになった時、ほぼ一斉に親類中にパソコンでインターネット接続し、母の兄弟、甥っ子、姪っ子とメールによるネットワークが出来現在もやり取りしています。それに周りの人も母に対して凄いねなどと言ってくれたり、練習用のメールをくれたり、甥っ子などは毎週日曜日に来てくれてデジカメと編集ソフトの指導してくれました。孫達も来た時に年賀状作成を手伝ってくれたり、若者と話が合うようになって、町の有線放送では元気な老人と言うような番組で取り上げてくれ、生きがいとして張り切っています。
南信州の観光振興と言うばかりでなく、パソコンやインターネットを使いこなせるようになりますと、ご自分達の生きがいにも繋がってきますので、とてもいいことではないかと思う次第です。皆様いかがでしょうか。
なお、会社など組織でやる場合は、トップから始めると言うのが鉄則だと思います。トップが建前だけで率先してやら無い場合は、部下はそれを見て、本気でやろうとはしないでしょう。トップに評価されないようなことをやる人はいませんから。
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