あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 04月 01日 の記事 (1件)
昨日書きました、中学生の国歌斉唱拒否問題にコメント頂きましたので私の意見も合わせてご紹介します。
Aさんより 「瀬戸和夫校長は産経新聞の取材に対し、「事前に不起立を指導していたのであれば、生徒の内心の自由を侵す行為で明らかに行き過ぎた指導。」・・・国、教育委員会、学校が事前に起立を指導するのは「生徒の内心の自由を侵す行為で明らかに行き過ぎた指導」ではないというのでしょうか?
私のコメント 歴史的に見れば、国歌や国旗は戦争高揚の役割を担っていたものですから、それらを子供に指導すると言うことは、戦争に加担、もしくは、正当化する行為で、国や教育委員会、学校が生徒に指導することは、内心の自由と言うより憲法に反した犯罪行為だといっても過言ではないと思います。
Bさんより 国歌や国旗に対して敬意を表さないのはどうかと思う。イコール戦争に結びつける考え方はおかしいです。戦後権利ばかり主張し義務を果たさない人達が当然面している、親を愛し、隣人を愛し、地域を愛し国を愛するのは人間の当然の姿だと思う。世界中で日本だけは、異質では無いでしょうか、一度戦争と切り離して、国家とは、国歌とは、国旗とは考え直す時期に来ていると思います。
私のコメント ご意見ありがとうございました。 「親を愛し、隣人を愛し、地域を愛し国を愛するのは人間の当然の姿だと思う。」と言うことは私も当然だと思います。私も全くそのとおりだと思いますが、今の自民党公明党の問題点は、その当然のことに引っ掛けて、過去の日本の誤った歴史を総括するのではなく、戦前を知らない若者が増えるのを良いことに、過去の悲惨な戦争の歴史を隠してしまうと言うことだと思います。また、死ぬほど働かせたり、格差社会を広げたりして、ゆとりを持って家庭生活や、教育に家庭がタッチできない様にして、問題児を多発させ、家庭がなっていないから、教育により道徳観や、倫理観を家庭の代わりにやる必要があると教育基本法を変えて昔で言えば忠や公精神を復活させようとしているのではないでしょうか。
警察予備隊から自衛隊へ、そして憲法を変え軍隊にしようとしたり、防衛庁から防衛省に格上げさせたり、自衛隊の海外派遣を恒常化させようとしたり、個を重んじる方向から、公を重んじる方向に教育を変えたり、君が代と言う時代後れの歌詞を持つ歌を国歌と制定したり、血で彩られた日章旗を国旗と制定したり、沖縄戦の自決問題を、軍隊ではなく個人責任だと言うように方向を変えようとしたり、従軍慰安婦問題国家の問題ではなく、慰安婦個人の責任だとしたり、歴史を反省するどころか風化させようとという方向に、今の自民党公明党は動いているような気がしてなりません。
アメリカを見ていて思いますのに、もはや強力な軍事力を背景にして世界に貢献しようと言うのは、効果が薄いか逆効果のように思います。
そんなお金があるなら、荒廃していく国土を守り、荒んでいく国民生活を安定させ、家庭で親子団欒の生活ができるようにし、親子で地域の行事に参加できるようにして、自然に親を愛したり、郷土愛をはぐくみ、勉強が好きで努力さえすれば、経済的に困ることなく高校や大学、大学院にもいけるような国にすることにより、この国は自分にとって大事な国だと自然に思うような国にしていくことこそが求められているのだと思います。それを強要してそう思えと言うことは、戦前の教育そのものだったのではないでしょうか。私は思うことも自由に言えない戦前の時代に戻ることは嫌です。
格差助長の今は、貧富の差が激しくなり、一度弾かれた人生は二度と這い上がることが出来なくなって、青少年に夢を抱かせることが出来ないと新聞などで報道されています。生活や経済的に余裕がなければ観光どころの話ではありません。皆様はいかがお考えでしょうか。
|
|