新聞、ラジオ、テレビのニュースを見ていますと、自民党・公明党政府はなんとしても道路特定財源を再議決すると言う方針だそうですが、今日ご紹介します阿南町社会福祉協議会様のホームページを見ていたところ、運営が厳しく倒産すれすれで、これを回避するためには、事業を縮小し、灯油代を浮かせればなんとかなるとの話でした。また、日付は違いましたが同じHPで、山深い阿南町で年老いたご老人の福祉事業は、早朝から車を使った送迎、訪問介護でガソリン等がペイできない。採算を考えると、遠方には出向かないと言うことが必要だが、使命感がそれを許さないと言うことでした。
もし、家族が面倒を見るべきだとした場合、都会や、工場のある地に出ていた人が帰ってきても働く所はなく、呼び寄せても狭い住宅事情、共働きしなくては食べていけないところへ、仕事をやめて誰かが面倒を見ると言うことは家庭崩壊につながります。またもう少し先には、少子高齢化で働く人が減ってくる状況で、働ける年齢の人が仕事をやめてご老人の世話を見ると言うことは、国民生産力維持と言う点からも損失です。訓練された人達が設備の有る所で介護する方が、より少ない人数で一人当りのご老人介護ができると言うものです。
またご老人に取っても、嫁さんや、娘のご主人に気兼ねをしてお世話になるよりか、若い時は日本のために死ぬほど働いたのだから、余生は、社会のお世話になってもいいだろうということで、権利として社会福祉施設でお世話になる方が幸せだと思います。
阿南町では独居老人の自殺が続いてあるそうで、こう言うところにお金を使うべきではないでしょうか。
このことは、もう数年もすれば食糧危機が身近に迫ってきて、お金がいくらあろうと輸入できない物は買うことができないということになりますから、高かろうがなんだろうが、日本人の食べるものは日本で作らざるを得なくなり、戦後の食糧難であった頃と同じように、猫の額ほど狭い山間荒地でも開墾して、食べる物を作るといった時代に逆戻りと言う日がやって来ると思いますから、こう言うとき、今から老後のインフラ整備を兼ねて、田舎の老人の社会福祉体制を作り上げ、田舎に戻ってもなんとかなりそうだと思ってもらえるようにしておく必要があると思います。ことが重大化してから対策を取るのでは混乱は大変なものになるだろうと思います。今からやっておけば、一歩先んじて対策を取る事にもなります。
私は社会福祉の現場を一番良く知っている方々が、もっと政治的発言をして、現場の状況を安くて手っ取り早いブログでも使って情報の発信をして欲しいものだと思います。インターネットを使えば、瞬時と言うほど早く世界中に情報を発信できるのですから、じっと黙っているよりかはるかに効果があると思います。
全ての人にとって、老人になることは避けて通れないことですし、交通事故や医療ミスで身体障害者になる可能性はいつもあるわけですから、社会福祉問題を人事として捉えてはいけないと思います。ぜひ観光とともに、社会福祉問題もとり上げておりますこのブログをお知り合いの方々にご紹介いただき、道路特定財源再可決の歯止めに役立たせていただければ幸いです。
今日の記事は、元のHPがビルダーで作られていて、記事に直接リンクができないので、許可をいただき、私のブログにコピーさせていただきました。
阿南社会福祉協議会様の記事へまた社会福祉の身体障害者の方の職業訓練や、財政的支援のために運営している、
下瀬しあわせ村かざぐるまのご利用もよろしくお願いします。