あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2008年 05月 13日 の記事 (1件)


昨日、病院は無駄だらけと言うような記事を書きましたが、私の仕事は生産ラインの改善を業務としてやらせていただいていましたので、それなりの目で見ますと、無駄をキャッチする力はあるほうだと思っています。そうでなければ飯を食べられませんから。

ところで、昨日の場合と同じようなことはどなたにもありうることですので、初めて入ったお店や、食堂、レストラン等々あらゆる人の働いている所に行かれた場合、まずこのお店でお金になる仕事、動きは何かなと見ます。一般的に、歩行、相談、探す、手待ち無沙汰、荷物が摘んである等を見たらおやと思った方が良いです。

そして一番簡単なのは、一つの仕事や私の場合、検査がそうだったのですが、ある検査を受けると言うことを指示された場合、指示されたことの目的はなんだろう、3日前にも同じ検査室に行って検査をしたが、内容が違うのかなと聞いて見ることが必要です。おかげで2つの検査が重複しなくて済んだわけです。

このようなことは、違う病院で、検査を依頼したとき、たくさんの検査をしていただいたのですが、最後の方で6,800円と言う高い検査があり、それでも異常が認められないので、薬を飲んでみてどういう反応があるか調べると言うことになり、飲んだら余計苦しくなったのでそのことを報告したら、それでは身体に異常は無いと言う診断が下されました。この検査は1,000円もしませんでした。合計では1万数千円かかってしまいました。

このことから、気持が悪くて検査してもらう時には、考えられる病名をお聞きしてその病名を検査するにはどんな方法があって、検査費用は各々いくらかかるのか聞いてから検査を受けないと、大変なお金を支払う嵌めになります。最初に一番最後に飲んだ薬を試してみたら、かなりの検査が省略できたと思います。

何をするにしましても同じですが、この仕事や検査、作業の目的は何か、この仕事が発生する因果関係は、(法律によるのか、前何らかの事故があったので念のためやっているのか、心配だから安心料としてやっているのか)、何処かで誰かと同じ機能の仕事を重複していないか、省略したらどうなるか、もっと安くて効果が有る代替方法は無いか、最後にパソコンやインターネットを使ったり、ロボットを使い質的に一挙に省力化or自動化でき無いか。

工場経験では、この因果関係で成果がありました。悲しいかな客先クレームと言うものは0にすることは難しく、このため、その都度当面の対策を立てるのですが、設計段階から根本的な対策を立てたのに、現場では当面の対策を続けていたと言うことはいくつかありました。

もらった薬が全く効かないとか、数日飲むのを忘れたが直ってきたと言うような場合はすぐお医者さんに報告して無駄な薬を停めてもらうと言うのも良いと思います。

病院側から見ても、処方した薬をちゃんと飲んでいるか来院の折前処方した薬を持ってきてもらい確認し、飲んでいなくても問題ないようなら今回はその薬を出さないと言うことも必要だと思います。

実際お身近で聞きした話では、独居の人が子供の所に移ったので、親類の人が整理していたら襖の中に山ほど開封して無い薬が出てきてビックリしたと言う話もあります。同居しているならご家族の方も気がつくと思いますのでどうもこの薬が無くても問題なさそうだと判断したら病院に連絡するなどの手を打ち止めていただくことも良いと思います。

こうやって見てい来ますと、お金をかけないで結構無駄を見つけることができます。医療費の増大が問題になっている今日この頃ですから、政治的問題も大きいのですが私達ができる無駄発見での節約も大事ではないかと思う次第です。皆様いかがお考えでしょうか。

2008 05/13 06:05:00 | none | Comment(0)
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