あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2008年 05月 16日 の記事 (1件)


昨日は政治的課題についても、生産工場で使う品質管理の手法が役立つと言う話をしましたが、病院、商店、その他あらゆる単純繰り返し作業でない所でもインダストリアルエンジニアリングの手法は役立ち、その中でもワークサンプリングと言う手法は、統計的に標準時間を決めたり、必要な人員数調査、車両数調査に役立ちます。

品質管理にしましても、インダストリアルエンジニアリングにしましても、量産品の工場では入社3年以上立てば標準的な教育課程の中に組み込まれていますのですでに一般化していますが、病院や商店などサービス業では多分こういった教育を標準で織り込んでいる所は少ないのではないかと思います。

私の経験では全くこう言う取り組みがなされていない場合、2割や3割の工数低減はいとも簡単に出きました。半減した例もあります。

政治の変革によって、費用を中小企業や社会福祉のほうにまわしてもらうと言う運動とともに、ちょっとした改善運動で工数がガクッと下がるのですから商工会議所などが会員企業の教育をして効果を上げたらよいと思います。ある程度セミプロのように成果を上げるためには、私の場合3ヶ月の合宿訓練の後、本社からの指導を受けながら3年くらいかかりました。商工会議所などが系統的に教育しないとなかなか育たないとは思いますが、いったん会社の中に浸透すれば、先輩が後輩を育てると言うOJTで企業に根付きほぼ永遠に持続していきますので経営的効果はあると思います。

ほぼ繰り返しの作業では機械化、事務作業、外部への宣伝広告などはパソコンとインターネットですぐできますので取り組みが早ければ早いほど受け取る成果は大きくなると思います。

これからBRICS、VISTA諸国との大激戦が始まりますので、これ以上無駄の発見は難しいと言うレベルまで今のやり方を変えていかないと立ち行かなくなると思います。

ご老人にしても、パソコンインターネットは当たり前と言うレベルにして層を厚くして置く事が、国政レベルでは大事なことだと思います。

たくさん人が使えば使うほど、パソコンやインターネット技術に対する要求レベルが上がり、また、仕事に精通しているご老人が、子供や地域の後継者にパソコンはこうやって使い仕事をするものだという技術や伝統の継承をすれば追いついてくる他国と差別化でき、この面でも他国をリードしていくことができるのだと思います。

ともかく母の付き添いで病院に行って無駄の多い事にビックリしました。普通の製造業ではとても生き残ってはいけないレベルだと思いました。
2008 05/16 07:28:00 | none | Comment(0)
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