あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2008年 06月 01日 の記事 (1件)


オートメレビュー社の白川禮三氏は、鉄鋼の資源メジャーが後2回ほど値上げをした時、外国の製鉄メーカーは自給の材料が50%〜70%近くあるが、日本のメーカーは0%なので、当然価格的に太刀打ちできなくなってきて、誰かに助けてもらわざるを得なくなるが、メーカー同士の合併などではだめで、世界の資源メジャーの参加に入るしか手は無いとの事。

資源メジャーが日本の製鉄業界を自分の会社にすれば、傘下にある工場をフル回転させようとするであろうから、日本の自動車メーカーなどは、世界に冠たる製鉄技術に裏付けられた日本産の鉄が必要なのでふんだんに高品質の鉄を使える事になるとしています。

日本の製鉄技術が世界に冠たるもので、今まで高嶺の花だったものが、資源の面がネックとなり、世界の競争に打ち勝てないと言う事態になると、ネックである資源の高騰で首を抑えることができると言うことですが、もうやむ得ないのですかね、国家の安全と言う面から少し心配ですね。

それと最高技術を世界中に持ち出される心配もあるわけですからそれも心配です。

この外の業界についても、会社を支える従業員は優秀なのに、経営陣が態をなさないと言う事例を過去にいくつか見たのですが皆捨ててしまいましたのでご紹介できないのですが、例え私企業にしても国の税金を研究費やその他の支援金を受けてつくりあげてきて、日本の命に関るほどの大企業になった場合どうやって国民のコントロール下に置けば良いかこれから研究が必要だと思います。

製鉄業界に限らず、あらゆる業界で世界に冠たる技術を外国の資本に持っていかれる恐れがあるわけで、無い無いづくしの日本が広い視野で日本を守るための人材を経営者、政治家、官僚に配していかないと、とんでもない事態になる可能性もあるわけで、やはり人材教育にお金をかけていく必要は高いなと思う次第です。

こんなことからも、今まで道路に特定財源としてお金を使い、更にまた10年間も使い続けると言う法律を作ったりしている今の政治家、官僚はもうやめて欲しいと思います。皆様いかがでしょうか。

2008 06/01 05:46:38 | none | Comment(0)
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