あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
2008年 06月 10日 の記事 (1件)
昨日は新聞がお休みで、テレビニュースを見ていましたら秋葉原の無差別殺人の話がいくつか見れましたが、今朝の新聞でも大々的に報じられていました。人材派遣会社から自動車部品組み立て会社に通っていたようですが、確か少し前にあった女性殺人事件も派遣会社の人だったような気がしますが、何か共通したところがあるのでしょうか。
信毎の記事を読んで見ますと、「勝ち組みんな死ねば良い」、「みんなに馬鹿にされているから車で轢けばいいのか」、「高校出てから8年、負けっぱなしの人生」などの書き込みをしていたとの事。
逮捕後の供述では、「人生に疲れた。生活に疲れた。」と話しているそうですが、25歳でなんて馬鹿なことを言っているんだで済まされないところが怖いところです。
工場で派遣社員でツナギを着ていたと言うことから、現場労働者だったと思うのですが、こう言う所は、ストッポッチで100分の1分単位で作業速度を監視されますか耐えられない仕事だったかもしれません。
しかし普通の神経を持っていれば、無差別殺人などと言うことを思いつかないと思うのですが、リストラの対象にされたと思い込み、先のことを考えられず、社会への報復と言う道へまっしぐらに進んでしまったようです。
これが高齢者なら、自分は社会のお世話になるばかりで、これ以上ご迷惑をおかけしたくないと言うことで、高齢者の自殺が目立つようになってくるのだと思いますが、若者はエネルギーがありますから、社会への恨みが暴力的に爆発してしまうことにあるのだと思います。
こう言う方向に走ってしまう人の確率は、何万分の一かで圧倒的多数の負け組みに分類される人には関係ない事ですが、しかし、何時誰からどのような方法で自分が被害者になるのか判らない危険が徐々に増えていくと言うわけで人事では済まされないわけです。
社会不安を拡大すると言う点では、後期高齢者医療制度も、所得の少ない人のほうが負担が増えると言う事ですから、年金から天引きされたら生活ができなくなって、ご老人の方は自殺に追い込まれ、家族の方がいれば替わりに支払わなければいけなくなり、家族関係の亀裂、孫がいれば、お祖父ちゃんお祖母ちゃんがいるから、僕たちは学校に行けないんだ、とか出て行ってくれなど、ちょっとおかしければ撲殺してしまうなんていう行動に出る人もいると思います。
大企業やお金持ちだけ優遇していると、社会の底辺でうごめかざるをえなくされている多くの人たちの中には、怒りをコントロールできず暴力的行為に走ってしまう人が何万分の一という確率で今後も発生してくるでしょう。
このところこう言う動きが目立っていますので、その犠牲者に私や貴方が遭遇しないとも限りません。
施行してたった1ヶ月でこれだけ揉めている、後期高齢者医療制度、自民党は根っから大企業とお金持ちのための政党ですからどうにもならないと思いますが、平和と福祉の党、公明党と言っている公明党がこの制度に反対すれば世の中が少しでも明るい方向に動くのですから考え直してほしいものです。
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